まんだらけ 小倉店

M氏の悶え記〜熱を求めよ乙女たち〜【第44回】・番外編 M氏の悶え記 番外編その1〜F野が通りますよっと〜

まみむめも(挨拶)

小倉店にて少年コミックを専門にやらせてもらってます(でもまだまだペーペーですけどね!)
まさかの代打、F野です。M氏の言っていたBとは私の事です。大変、不本意ではありますがあだ名の頭文字がBなので…。

さてさて、代打なんですが、学生時代から国語の点数が悪かったので絶っっっ対に期待しないで下さい。
期待ハズレだなんて言われても責任取れませんからねーHAHAHA。

機械が好きなんで機体トークにでもしようかと思ったんですが、やめました。
私の人生において離れられない鬱トークにでもしようと思います。
…え?題材が重い?
そんな事ないです。皆さんは鬱を勘違いしてるんですよきっと…(遠い目)

私は年に2回は鬱になります。某Yさんも言ってた様に、もはや風邪みたいなもんですね。
そして(?)鬱モノの作品が好きです。残念な事に、自覚が出たのはここ2年ぐらいです。それまでは無自覚さんでした。
多分、多分なんですけど、幼少期から鬱になるセンスを持ってたんですよ。

私的ターニングポイントはたぶん 【無限のリヴァイアス】(図1)


(図1:平井さんのサラッとした当時の絵が好きです。)



当時、義務教育7年生ですよ。回りの友人に、どこが面白いの?と言われていた日々です。
でもなぜか毎回観てました。ぶっちゃけよく意味は分かってなかったんですが、観てました。なんか面白かったんでしょうね。
高校生になってDVDとかね、買えちゃうお年頃になって、改めて観ましたけど、やー面白いのなんのってね。
繰り返し見すぎて妹に気持ち悪がられたのはいつもの事。基本的に好きな作品は2桁見ます。セリフを網羅するかのごとくね。
で、リヴァイアスで一番好きなセリフが、昴治の

最善が最良じゃない

ってセリフがものすごぉぉぉぉく好きで、何かあったら言いはしませんが、心の中でそっと思ってたりします。
ネタだって分かってくれる人がいないと迂闊に言えませんからね……。や、でも私は本気ですけどね。

で、どうやら救いようのない暗さ、みたいなのが好きみたいなんです。

それからと言うもの、
多重人格探偵サイコに始まり、
ガレリアンズ、ヴァルキリープロファイル、乙一、ドラッグオンドラグーン
とかにのめり込んだ青春時代を送った訳ですね。暗いのエグイの大好きみたいな?
ってか、どんな学生時代だっ
自分で書いてビックリしました。こりゃぁ地元で変人扱いされて当然だ。

せっかくですので、リヴァイアスなんて語ってもアレなんで、ドラッグオンドラグーン(以下DOD)の事でも。
すいませんね、実はここまでずっっっっと前置きでした。


では本題行きます。


DODは話が暗いとかそんなベクトルの作品ではないと思ってます。
鬱です。鬱すぎる鬱ゲーです。
声優に売れている俳優を使ったりしてるのに、そのキャラの生い立ちがとにかく重い。
みんな何かしら狂気を持ち合わせてますね。
一番エグイのは……誰だろ?
喰う的な意味ではアリオーシュかなぁ…でもマナもエグイ性格してると思うんですよねー。
まぁ私が好きなのはカイム(図2)ですけど。


(図2:カイムなんですが、2作目しかも画集の裏表紙で失礼)



まぁ鬱ゲーですから、鬱展開ばっかりなんでね、正直プレイしてるのがツライ時だってあるんですよ。
ストーリーが常に鬱展開なのは置いといて、敵が無駄に強いとか、戦い方的に同じ作業ばかりとか、ね。
そんな時は一度セーブしてタイトル画面に戻り、なんて言うんですかね、放置しておくとPV的なものが流れるじゃないですか?
アレを見るに然りですね。
1つめのより2つめのがテンション上がります。
フリアエの歌が素晴らしいんですよ。暗いんだけどカッコイイみたいなね。
イウヴァルトのセリフから始まり、ゆっくり始まる静かな歌かと思いきや、激しい音楽に変わる。なんて素敵すぎてプレイしてる時は大きな活力になりましたね。

音楽って大事だと思うんです。
人で区切るなら、桜庭さん、菅野さん、目黒さんが好きです。
目黒さん目的でリメイクとか好きじゃないのに、リメイクペルソナ買いましたもんー。
ボス戦の曲が特に好きです。何時間でも戦っていられる。

おっと、話が変わりそうになりましたがDODでまだまだ行きます。
救いのないEDしかないのが当時の私には衝撃的でしかたありませんでした。
だってね、5つもEDがあって、まさかですよ、まさか最初に見たAエンディングがハッピーEDだなんて思いますか?
普通、最後のがハッピーEDだと思うじゃないですか…?
や、AエンディングだってハッピーEDとは程遠いモノですよ…?
終わった後はしばし封神…じゃなかった、放心状態ですよ。最後まで抗った結果がこれですからね。救えない。

その救いのなさが病み付きになってしまう理由ですかね…?
最近だとペルソナ4(以下ぺよん)のバッドEDでぺよんが大好きになりましたね。
1週目でバッドEDを引いた私は、やはり心の奥底から救いのないモノが好きなんだと思うんです。
あんなに明るい話なのに最後の救いのなさにはひたすら感動しました。これが@ラスの本気なのかっ
本体と影のギャップもよかったですよねー……

ややや、
また気を抜いたら別の話になってました。すいません。
ではまた気を取り直してDODです。

契約の代償が物語に大きく関わってたのもまた良いです。
特にお気に入りは、やはりカイムです。くどいようですがカイムです。
最初こそ私も、契約の代償が声なんて安いもんだ。なーんて思ってましたが、まさかそれでフリアエが自害しちゃうなんて思わないじゃないですかー?
あの瞬間こそ、生きていた中で一番声を出したい瞬間だったと思うんです。

あああああああああ、書いてたらゲームしたくなってきた。

DODにのめり込みすぎたのか、小説は買うは、2作目は買うは、画集は買うは、で当時の私の財布は大変な事になりました。
バイトしてたけども小遣い制だったんでね。HAHAHA(涙)
当時あんな少ない小遣いで、どうやって本やゲーム買ってたのか自分でも謎です。今なら無理。

そんな宝の画集がこちら(図3)


(図3:帯捨てた事を今でも後悔してます…。)



表紙は2作目主人公のノウェですね。
ぶっちゃけ2作目は好きじゃないです。なにが嫌かって?そりゃ

ハッピーエンドがあるからですよ(笑顔)

DODにハッピーED?それって美味しいんですか?
にしといてもらいたかった訳ですよね私としては。
しかもノウェの見た目は大好きです。むしろ好みです。ドストライクです。
が、がしかし、性格とかがまぁぁぁぁぁたっく好きではないのでハッピーEDは尚許したくないので嫌です。
マナも好きじゃないんですけどね!

ね、でもと言うか、まんまと嵌められたんですよ、開発者に。
攻略本の開発者インタビューを読んだ時は愕然としました。
ノウェはプレイヤーに嫌われるように設定されたキャラだったんです。踊らされていたのは私達だったのか。悔しい。

でもやっぱり見た目は好きなので、お気に入りの絵とかあるんで皆さんにお見せしたいんですがね、
この画集はハードカバーなんで、ガバーっと開きたくないんで見せません。本が傷んだら嫌じゃない。私の私物だし。
気になる方は買って見てください。19ページのノウェがお気に入りです。

一度バッドEDで終わらせた作品の2作目を作ったらそれもバッドEDにしてほしくないですか?
DODだけでなくFFXも私はそう思うんです。X-2はいらなかったと思う。

最後のありがとうってセリフで十分だったじゃない!
ハイタッチで全て終わったじゃない!
なんでそれをブチ壊すのか私には理解できない。
覆そうとするなら最初から作らないでくれ。もしくはそれを最後にしてくれ。

っと、思うので2作目は嫌いです。あ、ヴァルキリープロファイルもそれですね。
2作目にいい思い出ないなぁ…。

DOD2はカイムとアンヘルの為の作品だと思えば良作だと思います。
炎に包まれながらあの曲はヤバイ!泣く!号泣する!!
鬱が吹っ飛びますね。

もうなにが話したかったのか完全に忘れました。なんたる。
少しでもプレイするゲームに困ってたら是非ともどーぞ。
パッケージはこんなのです(図4)


(図4:キャッチコピー:抗え、最後まで。)



次回も、もしかしたら私が書いてるかもしれません。
その時は諦めてそっとブラウザを閉じてください。


(担当 F野)

※この記事は2010/4/5に掲載したものです。
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