まんだらけ 小倉店

M氏の悶え記〜熱を求めよ乙女たち〜 第26回 びーえる!命!っていうわけでもござらん。其の六 きっとこれがラストかもしれない の巻

はい!
ただいま左手がびっみょうに白石の手になっている担当です。
この時期ジメジメして、湿気が酷いので節々が痛くって痛くってこうして文字を打つのも少々いつもより時間が掛かってます。
が!
めげずにどんどん行きますよぉおおお。(はいでぇぇ!小倉←掛け声です。)

女性担当らしい発言をしながらいきましょう。
『怪盗セイント・テール』でお馴染みの立川恵先生による次作品1997年2月号から連載されました『夢幻伝説 タカマガハラ』(図1)

(図1)

日本神話の中にある岩戸伝説をモチーフした、恋愛ファンタジー。
セイント・テールの頃から立川先生のFANでしたので、ばっちりと本誌なかよしを購入しながら読んでいました。
この頃はあまりお金がなかったのですが、ちょこちょこお小遣いをためたりと頑張って購入した思い出が。

本当、普通鏡に人の影が映ると「きゃぁ」と声を上げてしまいますよね。
実際は「きゃぁ」じゃなく、「ぎゃぁぁぁ」か「うぉおおおぉ」
(担当は怖いことが本当に怒った時心の奥底から出す声は雄叫びでした)
主人公結姫は怖い体験をしているのに、勇気をだしてまた鏡に向かう姿がなんとなくかっくいい。
小学5年生でそこまで勇気があり、お母さんというあだ名があるほどのしっかりさん。
必殺技は「正座」

ちょっとそこに座りなさい!

やんちゃな弟3人もいればそりゃしっかりしますよね。
こんな姉だと母親も一安心。



担当の中ではファンタジーの決まりは、異世界に飛んだ時に一番初めに出会うイケメン男子が結ばれる相手だと思っています。
例えば「彼方から」とか「天は赤い河のほとり」とか確か一番最初に出会ったイケメン達ではないでしょうか?
たまに裏切られると「やられたぁぁぁ」と落ち込みながらそんな展開をした作家さんに脱帽。

この話も始めに出会うのはイケメン頭。本当はサングラスをかけた人たちなんですけどそれはほら、ファンタジーってことでカウントには入りません。
一目会った瞬間に、ちっすをかまそうとするのは、くどかないと失礼になるからというただの習慣。
担当だったら うん 勘違いしそうですよ(笑)



タカマガハラにも少々失礼ですがBLッぽいところもございます!
なんたって現代では男だけど夢の中だと女の子になる子がいるのです。
話の中でだんだんだんその二人が心が惹かれあうっていうのでしょうか・・・そういう関係になるのですけどまぁ複雑なんですよねぇ恋愛って色々。

登場する人物の中でも担当が一番お気に入りカップルは泰造と鳴女。

最後に鳴女が「私を捜してください 私は必ずあなただとわかりますから」となんともきゅんとした言葉を残して別れる二人。
やっさやー。
最終回はもぉ感動感動ですよ!
あ!まだな方は是非。

今回はそうコミックスではなく同人誌ですよ。


連載後の番外編

『コイウタ』(図2)のご紹介です。

(図2)

泰造と鳴女はその後どうなったのだろう はぁぁぁと妄想に耽っていれば先生は書いてくださってたのです!
その後の展開をぉおおおおおお。
出だしはもちろん「捜してください」です。きゅぅんとした出だしに次は泰造彼女疑惑!(図3)

(図3:立川先生の展開模様はやっぱりドキドキさせられます)


これはどうなんだ?その彼女とは鳴女なのかと結姫は胸を弾ませます。
夢から覚めても思い続ける泰造の思いに、羨ましかったりと思う仲間達
泰造のために鳴女探しにみんなも頑張りますが 鳴女かとその彼女と一緒に居る泰造を覗き見すればただの同級生。
鳴女ではなかったことに、結姫は腹を立てますが まぁ確かに怒りがでますよね!
応援していた自分の気持ちをかえせぇぇぇ と 二人の後をつける探偵結姫☆
やっとこさ見つければ、女の子に涙!

「私と夢とどっちが大切なの?」(図4)

に「夢」と躊躇わずに返答を返す泰造。男だ男。

その女の子は彼女ではなく鳴女かどうか確かめようとただ声を掛けたら勘違いをしてしまったというオチ。
声の掛け方にも問題があるんですけどね

「前にオレと会ったことない?」(これも図4)

(図4:まぁ何デスカ。少女マンガはこういった手法のほうがドキドキすると言いますか…)


いやいや、ないないといいたいけどイケメンならうそでも「はい」と言いたくなります。
そのナンパ術を学んだのは那智から。

毎度変なことを教えるなぁとのお母さんの怒りの鉄拳に笑いが。

正座しろ攻撃中にぽろりと結姫のピアスが零れ落ち泰造が拾う事で勾玉がなくても鳴女に会うことが出来るのですが
なんという愛の奇跡☆
久々の再会する泰造が可愛いですよ。

やっぱり子供だぁ☆と

再会した途端の二人の可愛さ!(図5)

(図5:かーわーいーいー)


少しの手がかりで必死に現実で会おうとする姿がいいです。
結姫は、隆臣からもらったマボロシ珊瑚を、泰造の為にあげる優しさにきゅぅん。
仲間っていいですよね。その人の為に何かしてあげる姿に感動ですよ!

後編は皆でお泊り会で鳴女に会いに行きますが、結局は気を遣い二人っきりに。

本当なら鳴女は、もう死んでいて会えてもただの幻。
それを泰造はうまく受け入れられず、鳴女の前で泣き自分も、息絶えていればと落ち込みますが鳴女はそんな泰造にそっと歌を歌います。



思ひつつ寝ればや人の見えつらむ夢と知りせば覚めざらましを

と小野小町の和歌を歌ってあげるのです。(図6)

(図6:グラッときますね)


意味は
あの人のことを想いながら寝たのであの人が夢に現れたのだろうか
夢と知っていたなら目を覚まさなかっただろうに


とまぁロマンチックな歌!

この時泰造は意味を理解しなかったのが残念。

そして、実は颯太が現実の鳴女の居所をうすうすですが感づきナイショで色々調べていましたが隠し事はもうよそうと
泰造にそのことを話せば神社へ急いで会いに行けば出てきたのは老婆。
顔を見た時に歌を詠んであげるのです!
これにどんな姿でもただ生きていてくれたことに喜びが込みあがり泣く泣く。
(男の涙はかわいいなぁ)

ただ生きていてくれたことだけで十分だなんて、すごい健気です。
担当もそばに居たら絶対泣いてしまいそうですよ。

そして覚悟を決めて、高天原の鳴女にお別れを言いに行くのですが、ガラスに囲まれて二人は触れ合えないのです。
この壁は鳴女の壁。
自分で乗り越えないと出れない、どうすれば出れるのかと考えればツルが鳴女の身体を取り囲みます。
最後に必ずまた会いたい。来世でもどんなに時を越えても会いたいだから今はさよならだけどその希望を胸に泰造は成長するのです。

奇跡はそしておきるのです!

数年後、大きく成長した泰造の前に、一人の女の子がにっこりと微笑む姿。
そして和歌を歌うのです。(図7)

(図7:は…はあぁぁッ!!)


必ず分かるでしょって笑い自分から泰造に抱きつくシーンに担当はだーーーーっと涙。

やっ
やっと触れるんですよぉおおおおこの二人。

先生と生徒という大きな壁がありますが、やっと会えたことに先ずは喜びが大きいですよね!

この後の二人の関係が気になりますが、これはあとは個人個人の妄想ってことで!


はぁ・・・今回も短くすみません。
前々からこの話は語りたかったのですが、これを好きな方が身近に姉しか居ないので一人悶えながら書きました!
今回でノーマルラスト予定!
もし見つかればまた書きますが、取りあえず次回はそろそろ今の熱を伝える話でも書こうかと思います。

前回コラム1周年に「L.S.C in 小倉 〜ライトノベル普及委員会〜 」の担当と私変態代表M氏との対談面白いかもと!言われましたが何を語りましょう。
あ フルメタ実写映画化しますね!!知ってますか?
ドラゴンボールは見ませんでしたが、これは見るべきでしょうか?どんなできになるか今からそわそわです。


でわ今回はココまで。
乱雑乱文失礼しました〜〜〜

(担当 宮崎)

※この記事は2009/6/29に掲載したものです。
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