まんだらけ 小倉店

【第31回】1周年なんですよみなさん 番外 寝る前に必ず読んでいるコミックス

最近言葉をうまくまとめきれない担当です。こんにちわ〜
いやぁ〜今結構過ごしやすい感じになりましたね!
夏が終わりもう秋・・・って今年は夏短すぎますよ!!!!暑いの苦手だけど、寒いのも苦手なんで冬が近づいてくるのは嫌です。
なんてたって手が冷えてパソコンをうまく打てませんから。

さて、今回ご紹介するのは購入してから寝る前に絶対読んでいるコミックスのご紹介をば!
予告とは180度違いますが、前回のキュン話からちょっと続いています。 キュンときたのを紹介なのであえて違ってもよかかと。
今この興奮を伝えたいんです!そう、今!!!常に伝わっているか不明ですが(笑)
担当自慢じゃないんですけど、はまるのがとてつもなく人より遅いタイプなんだと、最近コラムを書いていて気付きました。えへへ。

では肝心の中身紹介を
中村明日美子さんによる『同級生』(図1)を語りたいと思っています。これを手に取ったのは帯から

「まじめに、ゆっくり、恋をしよう。」

(図1)

この言葉にきゅるるんと、ときめき中を覗けばストライクぞ――――――――――――ン!

これはそうですね、BL初心者様に強くお勧めしたいものです。
BL興味あるけどちょっと読むの怖い・・・とかいう方にぜひぜひ。
確かに担当もBL初は、るろうに剣心とスラムダンク・・・あの頃の同人誌はピュアってよりは 激しすぎました。
持っている友達がハードのしかなく、筋肉ムキムキが肌と肌をぶつけあうシーン・・・・おえぇえええでしたよ。
今ではもうすっかり平気なんですけど たまにハードが読めなくなります。
疲れに疲れてる時に801を読むと「おぇええ」になります。 気分で読めなくなるってどぉよ?

中村明日美子さんの話はもうどれもこれも好きです。と言っても最近真面目に読み出したので明日美子FANだぁ!と強くいえませぬが ごにょごにょ・・・・・ きゅんと来る話でも最後はほぉわっと暖かくなるといいますか?雰囲気がものすごくいいです。話の展開も読んだ後ホコホコしてしまいます。 そして、頬を染めながら「恋っていいね」と一人呟いていたり・・・・・・。 新刊のダブルミンツ(図2)は少々違いますが好きです。泣けます!!!これもまた帯の魂の共犯者に心奪われました。

裏表紙の

「二人一緒じゃなきゃ、生きてゆけない、お前は俺の半身。」

(図2)

な言葉もキュン。いい仕事されてますよ。
(またそれてしまいましたが話がそれるのはいつもの事であって大変申し訳無いです。)

同級生、毛色が違う同士がだんだんと心が惹かれていく話。
主人公は草壁と佐条。

音楽の授業の時たまたま草壁が佐条の隣に立ったのがきっかけでして、頭がいいやつは、皆と歌なんて歌えないのだろうと思っていた草壁ですが、放課後教室に忘れ物をし取りに戻ったところ机の上に座り、楽譜と睨めっこしながら歌っている姿(きっと彼はここで惚れたんだろう)を目にする。
授業中歌わなかったことに対し、放課後こうして練習している事に歌うことはくだらないと思っていたことを彼は素直に言えばただ楽譜が見えなかったと佐条は言葉を返す。

合唱祭が終わるまで、歌をみてやろうか?といういきなりの申し出に、間を少し開けて

ん・・・じゃぁ・・・

と零す佐条・・・かんわいい!
これぞメガネ萌え。(図3)

(図3:はぁはぁ。これに悶えなければ乙女とは言えません!)

ドラマCDもここがとてつもなく可愛かったです。
はい、ドラマCDも担当ガッツリ聴きました。もちろんろんですよ。
放課後草壁は仲間とバンド前に佐条と合唱祭の歌練習。
楽譜の説明していたら、「?」とクエッションマークを浮かべえる佐条に、密かに萌。
黒板が見えないんじゃなくって、楽譜が読めないんじゃないのかと指摘すればむっとする姿。
無表情な人かなぁと思っていたのですがそうでもないらしいです。メガネ あぁ いい。

日々練習したお陰で、授業のとき良い出来になり、音楽教師の原先生はちょっとうるっと来たことに生徒達は先生を泣かせる為に頑張ってきたとの言葉に佐条を見つめる草壁の表情が何故か担当的にはきゅぅんときました。
無意識に、相手を意識してしまう感じが結構好きです。
パーフェクトに歌えるようになった時、二人で肩を並べてじゅわじゅわと炭酸ジュースを飲みながら草壁が

「歌ってあいつのためにがんばったの?」

のセリフとコマに何故か担当は胸がむぎゅぎゅぅうとキました。(図4)

(図4:かわえぇ…)

勇気を振り絞っておもいきってかつ!ごく自然に聞きだした感じが担当的には伝わりました。
もう本当意識してる!かわいいやつめ!!

本番で歌をちゃんと歌えている姿によかったじゃんかと言いながらも無意識に涙。かわいいやつめ!(笑)
自分で泣き出したことに驚いて本番というのに慌てて出て行く後姿を追いかける佐条(愛だね愛)
しかし毎度毎度思うことは、草壁の慌てっぷりはかわいいです。
まだコミックス掲載されていない話でも、彼はネタバレになるので深くは語れませんが慌てて頭にゴミをつけていたのは可愛かったです。動揺しながらも告白しているシーン。

「だって俺お前の事好きになっちゃったみたいなかんじなんだもん」(図5)

(図5:揺れる乙男心(オトメンゴコロ/造語)ですね)

だもんとか、だってとか。
ムードの欠片もない告白ですがなんだろう・・・ぷっと軽く笑いが零れました。微笑がましい。こういう男の子の泣き顔って担当好きなんですよねぇ。 攻めがなくってのはもう、ツボです。お前どんだけ萌えツボがあるんだよぉと言われようがツボです。ツボ。
わーわー言ってる彼に手を置いて「きいて」とそっと囁く感じで言う佐条の手は冷たく。
草壁は冷え性?と思っているのだろうけど 「ばかちーーーーーーーーーーん。緊張してるんだよ!!」とおお振り知識で言いたい!
その後の、なんだろぉお頬を染めて「お前とうたを・・・」と言う佐条 食ってしまいたいぐらいかわゆいです!

本当にゆっくりゆっくりと恋をしていく二人。
しかしジャンルが違う二人だと周りに言われて、少々複雑な思いの佐条。
そんな彼に音楽の原先生に、「男同士でつきあうってどういうことだかわかってる?」と言われ結局 と落ち込んでいる姿に心撃たれます。
その間に先生はちゃっかりと佐条に手を出そうとしているのが密かに笑えます。ちゅーをしようとしているのに、彼の頭の中では草壁ばかり。どんだけ好きなんだって。
担当はいまだに佐条が草壁を好きになったきっかけが分からないのですが、もう彼にメロメロですよね!!!

しかしながらに担当は片想いラブ! 原先生サイドストーリーは毎度萌えさせていただいています。 【はじめての人】良い感じですよ。
佐条の叩くリズムが心地よいと可愛い顔で言われたら原先生じゃないけどときめいちゃいますよ!!
照れ隠しなのか毎度「ライター持ってる?」と高校生に聞く先生がなんだかかわゆくってたまりませぬ。
一瞬で恋に落ち教師と生徒だから卒業まで待とうと決めた決心を、草壁が見事掻っ攫いました!油断大敵です。(図6)

(図6:ハラセン…大人はツライのぅ)

担当はきちんと本誌を拝見していないのであれですが、先生がどう上手くこの二人の間に入っていくのかが楽しみでなりませぬ。草壁は大変な人をライバルに持ちましたな。

同級生のなかでも一番のオススメは【ばかと大馬鹿】です。(図7)

(図7:タイトルからしてベタ甘な感じですね)

佐条嫉妬話なのですが (嫉妬ですよね)草壁はバンドをしているので勿論ファンの子がついたりするのですが。
そのバンドも受験を控え解散してしまうステージに、告白しないファンなんていない!はず(担当は直接だとはじゅかしいので文を送ります)
告白は勇気がないからせめてメアド交換でも!!と力む子を前に、佐条は不安でいっぱいになりメアドを交換するのを目撃しショックを受けるあのコマ(図8)

(図8:切ないねぇ…そして激しく萌える!)

ちょちょちょ、萌えじゃなかった切ないんですけど!やはり女の子には勝てないと、彼もわかっているんでしょう。
草壁よりも、ずっとずっと佐条は男同士付き合うのはどういうことなのかも、いろいろ考えているのだろうと思わされるシーンです。
くるしいとほろ酔いながらも感じ、ふらふら夜の街へと消える彼の姿はなんとも寂しそう。
くるしい、やめよう今ならやめられる。 セリフだけでもじゅわりと涙腺が緩みます。
凄く好きになる前に、今諦めてしまえばなかったことに出来ると思うんでしょうね。
担当は思う!がぁぁせつねぇ

何度も拒否されていた通話を公衆電話でやっと繫がった事で居場所を確認した草壁は何故かもうそばに居た事に驚きました。

たじたじたじたじずしゃぁーーーーーーーーーーーーーーー。(図9)

(図9:この擬音が全てを物語っています)

に、ぶはっと笑いが。
あれ?さっきのコマまで切なかったのに。まるでご主人様を見つけた飼い犬の様で笑ってしまいます。
じゃれあいっぷりもかわいいですが軽く「モテモテじゃないですか ヒカルさん」と嫉妬混じりなセリフなんですが担当が注目したのは名前で呼んでる!!です。 お互い苗字呼びな二人が、冗談でも下の名前で呼ぶのは何だか特別な感じを持ってしまう担当。

「お前僕といて楽しい・・・?」

ガリ勉で、とつらつら言っていたら当然草壁君「怒るよ」とかっこいい表情で言いますがぐらぐらぶるぶると子犬のように涙目の佐条の反応に慌てながらもぎゃーと興奮する彼。 もーもーと連呼して、大興奮。
たったりまえですよ!かわいいこと言うのですよ?一人で先走ってグルグルしてるけどそれは自分の事を常に考えてくれているからこそ出る言葉でして空気読めちゃったらもう、鼻血ぶひぃーです!
ギャーギャーわめいていた彼がいきなり真剣に

「一番だ」

と言ってくれたらもう、クラクラきちゃいますよ。(図10)

(図10:しかも真顔。タマランですよ)

このシーンがもう一番担当のお気に入りです。彼のこのセリフで不安をかき消してくれるこのシーン。漢だ漢。
いつもずっと言えるっていう言葉にもきゅぅうん。

一時的な迷いではなくよかったとほっとできるシーンです。

だんだんと惹かれあうこの二人がもうたまらん好きです。
中村先生もあとがきで王道でもなんでもいい、脇腹がむずむずするような初々しい話と書かれているのを読んでますますこの話が好きになりました。 初々しくムズムズする感じがうまく出ています。
甘酸っぱい感じが充分出ていますので、次回の続きも楽しみでなりませぬ。

このコミックスを購入してから今日まで欠かさず毎日毎日寝る前に全てではなくても、何処かしら読んでいる担当。
どんだけこの話を気に入ったんだと苦笑いが零れます。

まだ同級生を読んだ事がない方是非如何でしょうか?
上手い具合に説明ができなくすみません。もっともっと語りたいシーンありました。
付き合い始めて初めてのケンカとかいいですよぉおおおおおお。

でわ、また変な事を書く前にここいらで失礼します。
ここまでお付き合いありがとうございました。

(担当 宮崎)

※この記事は2009/9/7に掲載したものです。
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