まんだらけ 小倉店

M氏の悶え記〜熱を求めよ乙女たち〜 第16回 好きなものこそ説明が困難になっちゃいます。「メテオ・メトセラ」其の1

こんにちわ。ひたすら担当の好きなものについて語る時間がやってきました。
石を投げるより、座布団を投げてください(そっちの方がいたくない)
だんだんと冬らしくなりましたね!この前は九州地方、小倉は雪が積もりました。
積もった帰りなんて、子供じゃなく大人が楽しそうに雪合戦していたのを横目で生暖かい視線を流したものの、帰り道誰も居ないのを確認して楽しく雪だるまを作りましたさ。
現代の子供より雪を堪能してしまいましたよ。

次の日も少し積もっていたので皆で小倉城(店の近くにあるのでございます)で皆で雪合戦したいねぇ・・・最初は優しい雪の塊を作って、だんだんきつく握って最終的には石を中に入れて・・・ふふふふ。
と雪を思う存分堪能しましたよ。

話は180度変わりまして、今回ご紹介は同人誌ではなく漫画ですみません。(漫画だと紹介する文字数がいつもより少なく感じますが、熱だけは伝わればいいなぁと常々思います)
高校から愛読している漫画、尾崎かおり先生原作『メテオ・メトセラ』(図1)をご紹介!

(図1)

こちらは友人から勧められて読んだら見事にはまって、今でもずっと新刊が出るのを今か、今かと待ち望んでいるものです!

今回其の1とさせてもらうのは、ただどこで話を切ったらいいのか分からなくなるので、今回は2回に分けてご紹介させていただきたく・・・
や、そう長くなるつもりもないんですが、ただ担当は文才能力ゼロですので変に長くなるんですよ。(または変に短いかもしれない)


簡単にこちらあらすじをいいますと、今は亡き伝説の殺し屋死神のゾルの孫娘、マチカは祖父の遺志を継ぎ、メトセラと異名をとる不老不死の賞金首、レインを狙う。
マチカ以外にもレインを狙うものは跡を断たない。狙うものはすべてその不老不死の身体を手に入れて、利用しようとする者ばかり。
600年の時を生きる不老不死のレインと関わるうちに彼の宿命を見届けようとマチカは懸命に彼を追いかける・・・・・・。という話。(伝わったかな?)
近未来ファンタジーな感じです。マチカの一直線な想いがたまらなくかわいいです。
読みながらついつい、応援したくなるお話。
キャラクターも一人一人独特な性格を持ったり、いろんな過去を持ったりして話の展開はとっても担当のツボ!
なんとも切なさもぎゅっぎゅっに詰まり放題!
物語の始まりが一番のお気に入り。
大好きな大好きな祖父が死んで、マチカは孤独になる。
でも悲しさにのみこまれぬよう、必死に前を向き、祖父の職殺し屋を継ぐ。
例え、祖父がパン職人でも、漁師でもマチカはその後を継ぐときっぱり言う姿に惚れぼれ!しかも強がって涙目ってのも最高!
1巻だけでも延々細々と語りそうなので簡潔に、簡潔に9巻まで語れたら…が今回の担当の目標!

1巻はもちろんメトセラ・レインとマチカの出会いがメインにいい!この二人の始まりはとっても好きです。印象的には残るってわけでもないけど なんとなくいい!
また、伝説の殺し屋と謳われた死神ゾルは、一度レインと出会ってて、その時レインの背負う宿命の重さに、負けて命を奪えなかったと昔マチカに語っていたのをマチカは思い出し、レインと離れて何処に居るか分からないのに、ゾルが勝てなかった宿命を見届けたいが為にマチカの旅が始まる。
まっすぐにただ前を向く姿勢 本当にいい!
再会した時も、必死でただひたすらに必至なのがいい!
そして何度も言いますが、この二人が惹かれあうのがいいです。


3巻が一番この話の中でも重要な巻です。3巻はレインの過去の話。何故長寿者(メトセラ) になったのかが分かります。明るくほのぼのとした話もありますが、どの巻も時に切ないシーンがあるんですよねぇ。(またそこが担当のツボ)
レインが大切に持っているバイオリンは過去に恋した彼女のものだとかいろいろ分かりますよ!
この3巻の中で好きなシーンは、マチカと一緒にいると苦しいと呟くシーン。
一緒にいるとさみしいって何か思い出すと呟くとマチカが泣くんですよ。
うまく泣けないレインに変わってぐわぁーって・・・あぁいい!
あるはずの無い心がよみがえりそうで苦しいって言ってから過去に入るのが上手い!
黒い女の子がにこーって笑ってからレインの過去に突入。
レインをメトセラにした人物もこの巻で登場します。
前世の記憶が消えないまま転生をくり返す【魂のメトセラ】ユカ。前世の記憶が消えず永い永い夢の繰り返しのようで辛い。ユカにとって戦争は水面に立つ波紋のようなもの、人間よりも自分が世界と一緒に心中したいと願う彼はとっても追い詰められている感じが伝わりました。

(図2)

4巻からはマチカとレインが別れて1年の時がたっているのですが、マチカが少し成長していて「おっきくなったなぁ」とついつい、ページを開いて呟いてしまったり。
女性の主人公が好きーって言ってるマンガは担当的には珍しいんですよ。大体嫌いだったり気にしなかったりしてたんですが、この話はマチカがめちゃんこ好きです。

この話の一番いいところは、うまく伝えられないのですがレインとマチカの心境といいますか?だんだん二人のきずなが深くなっていくのがいいです。
1巻だけでもちょっとは心の距離が縮まるのですが、1冊1冊ゆっくりと深まる関係が好きです。
とにかく気になったら読め!としか結局は言えないのですが(汗)
また、単行本のカバーを外すと、前半の巻は動きといいますか?そのイラストを堪能できますよ!カバーを外すとおまけがあるのってなんだか嬉しくなりませんか?(担当だけですかね?)

(図3)



(図4)

今回は9巻までの感想を上手く語れなかったのが悔しいですが、次回はこのキャラについて語りたらせて頂きます。
その時に9巻までの感想も込め・・・今回はここら辺でお開きしちゃいます。
ゴテゴテでしたがお付き合い有難うございました。(本当に)

(担当 宮崎)

※この記事は2009/2/9に掲載したものです。
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