まんだらけ 小倉店

M氏の悶え記〜熱を求めよ乙女たち〜 第2回

担当はしつこいようですが、胸がしめつけられるぐらいの切ない話がとってもとっても心の奥底から「好きだ!!」と叫びたいぐらい好みです。
ジャンル問わず、切なかったり両片思いとかだったら嫌いなカップリングだって抵抗なく読めちゃうほど。
どうしてそこまで好きなんだ?と言われますと・・


今回は、原作よりも同人誌の方を中心に読んでしまう銀魂の同人誌をご紹介。
担当、実はジャンプの中でも、銀魂だけには情報が薄かったりします。
そんなんじゃいけないだろぉ!とよく周りにも言われちゃうのですが、なんと銀魂の単行本は4巻で止まっていて、あとはほとんどジャンプの立ち読みばかりです。
初めて銀魂の存在を知ったのは、地下堂/ハルコさんの同人誌から知りました(笑)

地下堂さんの銀魂のカップリングは銀×新八。
初めて読んだ途端、銀魂の王道カップリングは銀×新八にちがいねぇえ!と勝手に思い込んだぐらいこのカップリングにはまりました。
ぐーたらな攻家事全般ができる受
銀さんはいい嫁をGETしたなぁ・・・としみじみ思いながら、銀魂の同人誌を買い漁っていていたある日。
運命の出会いをしてしまいました!!

それは、ただ
「切ない同人誌が読みたい!」の一言で出会ってしまったのが、

くだん/天乃タカさんの同人誌なのです!
最初カップリング(土方×新八)的にありえんだろぉお・・・と疑いながら読んでみたら
「ぎゃぁあぁ!!せっつねぇええ!(興)」
の一言です。
読めば読むほど胸がきゅんきゅん!
ハラハラドキドキしながら、ページをめくりめくって
・・・・・あぁ今思えばあの頃かなり興奮しながら読んでいたなぁと遠い目で語ってしまいます。

まず、担当が初めて読んだのがすれ違いシリーズ「七色」
二人がお互いに恋に落ちちゃうけど・・・すれ違っちゃう話です。
マンガと小説のコラボで、マンガの後に深く話に入れちゃう小説。
これがまた、うまい具合にマンガと小説が両立していて、深く話に入り込めるから、またよし!!!!
くだんさんの中ではこれが一番のお勧め同人誌です!
「七色」は入荷していないのですが「ひとつしか叶わない願い事」
「終わりのないエンディング・ロール」がございます。(図1)


(図1)


こちらを読まれるよりも先に、前半を読んでいただけたら・・・否、七色を是非是非読んで悶えてほしいぐらいです。

次に、読んだのは「エレキテル・エレベーター」(図2)


(図2)


偶然エレベータの中で会うのですが、土方が「もう、一生着かなくっていいのに」と心の中でぼやいた途端エレベーターが止まってしまい、閉じ込められてしまうお話です。
いやいや、一生エレベーターの中って不便だよ?なんてそんな土方につっこみを入れたくなりますが、恋する乙男だと、そういうのは関係ありませんね(笑)(図3)


(図3:恋する乙男たち)


出だしから見ると、土方の片想いかと思っちゃうのですが、実は新八も土方に恋をしているのです!
送ってもらっている車の中で、一人百面相。(図4)


(図4)


よく目があったのは自分の気持ちがばれたからか!?とヒヤヒヤする反面。
いっそ気づけばいいのに、と思っちゃうところに「この乙女!」といいたくなります。
最後には新八も、一生着かなければいいのにと心の中で呟くのですが、そういう所はある意味両想いかもしれませんね(笑)



そして片想いだけではなく、お付き合いしている話もございます!!
(付き合っていてもすれ違う二人!!)

「無声慟哭」(図5)


(図5)


こちらは、土方が新八が斬り殺されるのを夢で見てしまうシーンから始まります。
そしてその夢で、初めて自分の中で新八の存在が大きい事を自覚してしまうのです。
大きいからこそ、人を殺めてしまう自分の姿を見られたくない恐怖が攻めるのですが・・・これがタイミング悪く見られてしまうのです。
見られてしまい、動揺してしまう姿が、たまらなくきゅぅううんっときました。
組の事を考えながら仕事をしなきゃいけないのに、新八も守りたい!そのぐらいメロメロな土方さんに白旗です。
最後なんて、新八に殺されるなんて幸せだと思うのです。(図6)
どれだけ好きなんだぁぁははは!!と読みながら机をたたきました。


(図6)



両想いなんだけど、片想いが好きな方には、「リトル・ガーデン」がお勧めです!
お互い思いは通じているはずなのに、なんとなく自分だけが好きみたいな感じがしてしまう・・・。
(まだ小倉店にはお嫁に来ていないのですが・・・・・・)


担当的には一番好きな話は
「愛すべき日々」です!(図7)


(図7)


こちらはですね、恋を自覚して、お付き合いする過程の話なのです!
最初はほのぼのと二人で会話をしているのですが、土方が笑った表情に新八が何故かどっきりするシーンがあるのです。
しかも無意識に真っ赤になるのに、何故か担当一人でニヤニヤ。
「僕 変だ・・・・・・!」
のコマに、それはまさしく愛だ!なんて囁いてやりたくなりますよ(笑)(図8)


(図8)


それからというもの、町中で会う度新八は逃げて逃げて逃げて逃げまくる姿に、土方も理由がわからずイライラする毎日。
イライラする理由、こちらもこっそり恋しちゃったのかい?なんて言いたくなる衝動に駆られます。
逃げる新八に、追いかける土方。
目が合えばお互い頬を染め「どうしよう 恋に 落ちてしまったみたい」のシーンに、
なんだっていじらしいのだ!!この二人ぃい!!とバンバンテーブルを叩くのは毎度の事です。
ふふふ、切ないシリアスもいいですが、ほのぼのじれったい話もいいものです☆


そして、銀×新八も実は描かれているのです!

「手の鳴る方へ」(図9)


(図9)


銀さんが神楽のある一言に、新八への想いに気づくのです。
神楽の一言に気づく辺りが銀さんらしいです(笑)
大空に向かいしみじみと、新八が好きだぁぁと零すシーンにも笑いがこぼれます。
本当、銀さんらしさがにじみ出てます。
折角新八に告白をするのですが!!新八が「気持ち悪い」と零し、落ち込むのですが盗み見た新八の表情は
にっこりと機嫌のいい表情。(図10)

(図10)


ってことは?ってことはぁ??新八も銀さんLOVEなのでしょうか??



天乃タカさんは、「本の元の穴の中」(図11)で単行本を出されていまして、内容は生まれつき角があるため、里の人々から忌み嫌われていた鬼っ子のキイチは、
ある日里に訪れた、"貸本屋の元太郎"と出会い、角を持つ自分を知る為の旅に出る話なのです。


(図11)


5月には最終巻が出たそうで、まだ読んでいないのでここでは5巻のことを語れないのが悔しいのですよ。
主人公キイチの性格がとっても担当的にはきゅんっときます。
とりあえず可愛いし、素直だし、可愛いし、村の中で嫌われていた態度を取られても、性格は捻じ曲がらないっというのはきっと
母親の教育がよかったのでしょうね!!
また元太郎とハナの出会いが涙を誘います。
ハナが実は本の中の人物だったとは。
水に濡れると、消えてしまうから一生懸命元太朗が守ったり、心配したりとこの二人のやりとりも、可愛いものです。(図12)


(図12)


最初ハナはキイチが一緒に旅をするのを嫌がっていたのは、ヤキモチ!
木にぶら下がって危ないところにキイチが助けに来たときでも、元太朗さんに助けてもらうと駄々をこねるのですが、
キイチが元太郎を取らないと約束をするってところに、担当密かにむふふふと笑いがこぼれました。
いやいや、危ないところなのに、ハナちゃんはどんだけ元太郎命!!なのだろうかと、初めこそ思ったのですが過去を知れば
元太郎に執着する気持ちが解りました!
感動の最終回、いつか手に入れてみせます!
まだこの話読んだ事が無い方!是非読んで見てはいかがでしょうか?

(担当 宮崎)

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