まんだらけ渋谷店秋だったね - まんだらけトピックス

いよいよ秋本番ですね。当HPトピックスでもこれから乱発が予想されるのが「秋の夜長」というフレーズ。
いっそNGワードにしたいくらい。
秋の夜長に何するかって？いくら時間があっても足りないくらいのアイテムを見つけました！

今回ご紹介するのはこちら！

『名たんていカゲマンの漫字大作戦』(山根青鬼著/あゆみ出版刊)

「カゲマン」と言えば20年近く前にコロコロコミックで連載されていた名作漫画ですが、そのカゲマンが1998年にこんな形で復活(テレビアニメの「カゲマン」はこのさい別)を遂げていたのです。

しかしタイトルの“漫字”とは？？？変換しても当然“卍”が出てきてしまうように耳慣れない単語ですが、実は作者である山根青鬼センセが考案した絵と言葉を掛け合わせた遊びなのです。

言葉から絵柄をイメージし、それを実際に絵の中に取り込んで仕上げると“漫字”のできあがり。
なのですが、実際にセンセによる用例を見てみると、その余りの発想の自由さにセオリーやコツなどが全く見えてこない!!
例えばこちら。それぞれ“はしる”“まったり”という言葉からイラストを描きだしているのですが、ご覧の通りかなりの力技！
いざ自分で書こうと思ってもなかなかの高等なテクとセンスが必要とみた。

でも、いいんです。
なんたってカゲマンとシャドーマンのコンビを再び見ることが出来た喜びの方が大きいのです。
ちなみにここでは“へんたいあご”怪人19面相が「漫字マン」という悪役で登場しています。

全体的に状態良好なのですが背表紙上部に若干のキレあり。
でもカゲマンが好きだった方なら是非見てみたい逸品であることは間違いないでしょう。

ニューウェーブコーナーにて。

（担当清水）