まんだらけ渋谷夏の大出し販売情報【少女レトロ】8月15日太刀掛秀子付録14点セット

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太刀掛秀子「『りぼん』付録 14点セット」

状態：商品によってイタミ、小ヤブレ、汚れ等有。また便箋等の細かい付属品欠品がある場合がございます。詳細はお問い合せください。

備考：こちらはセットでの販売となります。バラ売りはできません。ご了承くださいませ。

陸奥さん、田渕さんときたら・・・・やっぱりこの方もお出ししないわけにはいきません。
いったんは漫画家活動をやめられていましたが、現在はエッセイ漫画等で活躍されています太刀掛秀子さん！！

セットの中身（画像左上から時計周りに）

ファイル
ファイル
（中に数枚）
下敷き
（両面ともに田渕さんのイラスト）
便箋
（中はオールフルカラー。表紙がエンボス加工になっていて凝っています）
紙袋
花ぶらんこポスター
（両面イラスト。片面がさらに3面になっており4種のイラストが楽しめます）
フォトアルバム
（金具部分に「ribon」のロゴが入っています）
レポートパッド
（中に2色刷りのイラスト入り）
レターファイル
（中に元々便箋があったと思われますが、欠。封筒2枚のみ残っています）
紙袋
（取っ手がないタイプ）
ラブポシェット
（縫って使うポシェット。縫い方の詳細は不明）
ミニノート
（縦長で厚みがあります、新書小説サイズほど）
パスケース
（画像一番手前）
ポスター型81年カレンダー
（裏が金子節子さんのイラスト。太刀掛さんの面に1～3月と振ってあるのでカレンダーの一部だと思われます）

同じおとめちっく御三家と呼ばれた陸奥・田渕さん両氏と比較すると、長編作品が多くストリーテラーと称された田渕さん。
イラストも一番クセがなく王道の少女漫画タッチです。
使われている色も赤を多用した陸奥さんに比べ、黄色や淡い枯葉色といった落ち着いた秋をイメージするようなオトナっぽいものが多いのが特徴。

現在の付録は機能性・実用性・豪華さはこの頃のものと比較しても格段に進歩したわけですが…。
70～80年代の「りぼん」の付録は女の子なら誰でも一目で「りぼん」のものとわかるよう、作家さんは違っても同じ「りぼん」の付録としてデザインに一貫した統一性があったように思えます。

友達やまわりの人が見てすぐにどこのものか分かる。
これはいつの時代も変わらずブランド品が好きな「女の子」という生き物の気持ちを上手く掴んだのと同時に読者の率直な意見を積極的に取り入れ、「りぼん」の付録＝大人のレディを目指す女の子に向けられた「等身大のハイセンス」という要素を加えたことにより「りぼん」の付録は不動の地位を気付きました。
現在も人気ファッション雑誌を多く発行している集英社ならではの戦略といえます。
付録はあくまでも「おまけ」という立場ですが、実は本そのものより時代を如実に伝えてくれる何より貴重な文化遺産なのではないでしょうか？

(担当神原)

8/15(金)～17(日)の3日間夏の大出し販売情報はこちら