2005/09/11掲載
まんだらけ新宮店

あべしの第22回「ちょっと観てよ聴いてよ!〜AVコーナーより愛をこめて〜」

こちらに掲載の商品は売り切れました。ありがとうございます。
何も変わらない日々。退屈な日常。そんなところから抜け出したくなりませんか?
「エクソダスするかい?」
さて、というわけで、サンライズ・ロボットアニメの最高傑作の呼び声も高い「OVERMANキングゲイナー」のDVD全巻セットが入荷致しました!
もちろん、全巻セットには付き物の全巻収納BOXもキッチリしっかり付いていますよ!

で、このアニメがどうして最高傑作なのか。
そんなの、あのオープニングを観たら一目瞭然ですよ!
なんてったって、主人公やヒロイン、幼女にフェレット、果ては主役メカや敵メカまでもがモンキーダンスしてますから!!
これはアニメ界を震撼するオープニングと言えましょう。もうブっ飛びすぎ!
実際、近年のロボットアニメでは稀少な、主役メカの名前を歌詞に入れ込むどころか、連呼させているのは、この作品か∀ガンダムくらいですからね。
・・・って、どちらも井荻麟が作詞してるじゃありませんか!
ちなみに、この作詞家・井荻麟は富野由悠季御大の別名。
自分がメガホンをとるアニメの主題歌の大半は自分自身で作詞されています。
まさにクリエイターの鏡!オープニングテーマを「真の主題歌」に昇華させていますね。
まあ、このオープニングで一番目立つのは上記の通りモンキーダンスなわけですが、他にもカッコイイシーンは目白押しですよ。
夕日(もしかしたら朝日かも)を背にゲインがライフルを担いでシベリアの大地を流離うシーンや、味方キャラ男達と敵側の男達が総出で手を振り上げるシーンなんかが特にオススメポイント!
さて、オープニングの話が長すぎましたが、簡単なストーリーの説明も致しましょう。

ドームポリス・ウルグスクに住む高校生ゲイナー・サンガは、ある日の授業中、「エクソダス」容疑で逮捕され、留置所の中でエクソダス請負人であるゲイン・ビジョウと出会う。
二人は協力して(ほとんどゲインが引っ張っているようなものだが)、ウルグスクの統治を行っているメダイユ公爵の屋敷に忍び込み、公爵のコレクションのオーバーマン・キングゲイナー(ゲイナー命名)を盗み出し、公爵の娘であるアナ・メダイユ姫を誘拐する。
一方、エクソダスを計画する五賢人と、その計画に賛同したウルグスクの市民らによる大規模エクソダスが、ゲインの事前の計画に乗って進行中で、冬至の祭に偽装して開始される。
ウルグスクを統括するシベリア鉄道は、エクソダスや逃走したゲインとゲイナーを武力で阻止すべくシルエットマシンを投入して攻撃。
派手な攻防戦すら冬至の祭とエクソダス騒ぎの中で有耶無耶となり、こうして彼等のヤーパンへのエクソダスは始まる。

というように、富野作品では珍しく、「ガンダム」や「イデオン」のように、『突如敵から襲われた主人公達がひたすら逃げながらも徐々に大きな戦いに飲み込まれていく』スタートではなく、主人公側が決起して旅立つという、アクティブな出だしであります。
でも、主人公個人は完全にとばっちり状態でありますが
しかし、やっぱり共通する点も多く見られ、自然や動物に住みよい土地を明けつつも一部官僚達はそこで暮らしていて、極寒のシベリアの大地に建てられたドームポリスに一般市民を押し込む背景などは、正に「ガンダム」の地球とコロニーそのものです。
でもまあ、「エクソダス」は「独立戦争」とは「≒」にもなりませんが。
そもそも、「エクソダス」とは何ぞ?とそろそろ疑問に思うでしょう。
「エクソダス」とは、より住みよい場所に移住すること。別にこのトピックスの冒頭で使ったような「脱出」という意味とはややズレますね。
でも、御大の造語やセリフって、日常生活で使ってみたくなるものでしょう?
たとえば、
「大人のやることか!!」「大人だからできんだろう!!」とか。
さあ、ガンダムに飽きた(!?)方や、久しぶりにクオリティーの高いロボットアニメを観たくなった方にオススメの作品です。

BOX仕様に加え、更にエンサイクロペディアファイルまで付属してきます。
これは見逃せませんよね!

(担当 阿部)

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