まんだらけ宇都宮店とんだカストロじゃねェか!!

先日深夜にテレビを観ていたら、「性行為を“エッチする”とソフトに言い換えることでテレビでも言い易くしたのは明石家さんまが最初である」という内容の話をさんま師匠ご自身が、そして他局では笑福亭鶴瓶師匠がほぼ同時間帯にそれぞれされていました。
確か初めにこの説を唱えたのは『パペポTV』での上岡龍太郎師匠であったと思いますが、いまだその史実に対する世間的認知度は低いようでした。
その“エッチ”に関してさんま師匠は、
「“変態（HENTAI）”の“H”なんやけどね、ヒャ～ホッホ！」
とおっしゃっていました。
それを踏まえると、単なる性行為やフツーにスケベな人を「エッチ」と呼ぶのはいささか無理が生じないか!?

変態、アブノーマル、何をもってしてそう定義付けるかは個人の感覚にも拠るのでしょうが、今回ご紹介のこのお方の作品をどう読むかでそれはハッキリと分かれるでしょう。

駕籠真太郎。
エロ、グロ、カニバリズム、スカトロ、内臓・・・。セケンイッパンでは恐らく“変態”とも言われるこれらがベースとなり、その上にユーモアやストーリーが成立するおよそ他ではお目にかかれない世界がここにはあります。
この方に関連して、私30を越えて初めて「流血」「嘔吐」なる性的嗜好があることを知りました。血ィ出してどーすんの!?吐いてコーフンすんの!?そうなるとさぞかし週末の繁華街や駅のホームはワクワクスポットなんだろうなぁ。

“ファンタジー”であるはずのSFも駕籠真太郎にかかればこうなる！的な『ハンニャハラミタ』や、ジャケがとにかく素晴らしい『かすとろ式』等の新しめのタイトルを始め色々あります。興味を持たれた方はニューウェーブコーナーを是非ご覧下さいませ。

人間なんてこんなもの・・・か。

（担当清水）