まんだらけ なんば店

萌えの楽園 第1回目 「武装錬金」







♪うぉおおーおお うぉおおーおお だっだだだだっだっだ おまえとー!!(ごあいさつ)

はいコニチワハジメマシテぐーてんもるげん!
なんか始まりました始めました、なんば店男性向同人誌担当スタッフ、またの名を萌えマスター・ナカガワの、不定期連載コーナー!
もう記念すべき第1回目から「不定期」とか言ってますよ! 次回更新は現時点で全く不明! つか考えてません!

もういきなりグダグダ感と綱渡り感しか感じられない当コーナー! 遺影!
とりあえず、「萌えられれば何でもいーよ」の精神でやっていきますよ?

と、いう訳で、栄えある第1回目のテーマは、「武装錬金」!!

「臓物をブチ撒けろ!」とか、「武装錬金ラジオの小山力也ゲスト回は完全にうたわれるものらじおだったじゃん!」とか、 「TQN! TQN!」とか、「OPで、お前と〜♪とか歌ってるのは、アレ斗貴子さんの方だよね?」で有名な、武装錬金です。

その昔、週刊少年ジャンプ誌上で連載され、ヒロインの名を借りた真ヒーロー・斗貴子さんの見事なツンデレっぷり、そして残虐性、 それと裏ヒロイン・パピヨンのはっちゃけっぷりで、アレなお友達の支持を集めまくった怪作。

実際、主人公・ドSカズキは、作者和月伸宏先生の歪んだ真っ直ぐさを体現したアツいヒーローだったのですが、本来のジャンプ読者にはウケませんでした。 で、あえなく打ち切り。

そして、週刊少年ジャンプでの連載が終わった後、増刊で風呂敷たたみのチャンスをもらうも、 一回だけじゃどうにも畳めなくて、最終回を2回もやるという(本誌連載時の最終話もカウントすれば、なんと3回も)、前代未聞の構成。

しかし、何故か全てが終わった後に発表された、ドラマCD化。

個人的には、和月作品のドラマCD化と言えば、無かった事にされた過去(ヒント・るろ剣)があったりして、正直良い思い出は無いんですが、結構コレが良い出来。 つか、キャストが思った以上にハマってましたな。柚木とっきゅんサイコー。

で、売上も良かったのか、何故かドラマCD第2弾とか出ちゃったりして、発表されるアニメ化。
驚く事など何も無いハズのこの世の中で、フツーに驚愕しました。

ついに、とっきゅんやパッピーを支持して来たヲタの怨念が、実を結んだのです!!(もっと綺麗な表現はないものか)

そして放映されるTVアニメ。

それが蝶・サイコー!! な出来栄え。もうネ申。

OPEDから作画からキャストの演技からストーリー展開から、何から何まで何一つ文句の無い素ん晴らしい完成度。

特にOPの「真赤な誓い」アツさは、アニメ史上最高ランクのアツさ。
コレに並ぶのは歌う人が同じ福山芳樹のキンゲのOPか、ガオガイガーくらい。そのくらいアツい。

何よりも、アニメスタッフが、原作を良く理解し、アニメに合わせて理想的な換骨奪胎をしている点が素晴らしい。
原作付きアニメとしては、もうこれ以上ないくらいの完成度ではないでしょうか。

そしてアニメになって動きと声が付加され、原作よりさらに際立つキャラクターの魅力。
やはりマンガやアニメはキャラクターが命だと再認識しましたよ。

つーか! アニメのとっきゅん、もー可愛いスギ!!
原作よりもツンデレ分が300%増しですよ! カズキの言動でいちいち顔赤らめんな! こっちまでニヤけるでしょうが!!
こういう風にストレートにラブラブしてくれちゃうと、もう悶えるしかないデスよ!

やっぱアレです。「萌え」って、自発的な感情なので、「ほーら、こういうのが萌えるだろー?」とかいうのは違うんですよね。
オレは萌えたいんであって、萌えさせられたいワケじゃないんだ!!
その点、武装錬金の描写は、すごくナチュラルにラブラブなので、萌えてしまっても、やらされてる感が無いんですよね。
コレは、キャラクターの人格描写がしっかりしていて、安易な記号の塊ではないという証左ですよ。
和月キャラには、魂がこもっているですよ。

そしたら。そんな魂のこもったキャラクターが。自然に可愛らしい表情をみせたら。

ホラ。その自然に湧き上がった感情が、「萌え」なのですよ。

まあそんな訳で、「武装錬金」、アニメもクライマックスに向けて、蝶・盛り上がって来ているので、見てみると良いですよ?
そしてついでに同人誌を買ってみて下さいな。色んなとっきゅんが楽しめますよ。

※この記事は2007年2月20日に掲載したものです。

(担当 中川)

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