手塚治虫作品にてあらゆるシーンで登場するロック・ホーム&間久部緑郎。
主人公として描かれた『バンパイヤ』では悪のカリスマ美青年、他の作品に関してもどちらかというとクセがあったり不幸な結末を迎えたり、な彼ですが、もちろんブラックジャックにも登場。
幼い頃に出会った黒男少年と緑郎少年(未収録作品『指』と、その後改作された『刻印』がそのエピソードですね)、そんでもってそんな少年期からのやりとりが、灰色がかった友情というか、妬みというか、哀れみというか、憧れというか…
とりあえずロック×BJとはいえ、恋とはいい難い、でも友情ともいい難い、そんなふたり明智京子さんの「ブラックジャックを通じて知ったロック」として描かれているのが、個人誌で描き続けられてきた「狼少年」というシリーズ。
今回入荷した【狼少年・全】は、その狼少年シリーズの再録集となっています。
なので、狼少年シリーズから抜粋されなかったピノコ×BJ小話などは、各タイトルでしか読めないわけですね。ええ。
ロック×BJなど前半で触れましたが、ピノコとのお話もとってもよいのですよ…
大人になれないピノコ、ピノコを作った事を公開しているBJ、それでも「あいちてゆ」っていうピノコ…
ギャグもいいけど、この鬱々とした「業から逃れられない」ふたりのシリアスもよいのですよ。
入荷しました【狼少年・全】【さようなら、子供たち】【遣らずの雨】、こちらの3点はLIVE館ショーケースにて販売します。
(担当 カンサク)
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