まんだらけ中野店 4F 大予言 [8時15分] HIROSHIMA

到底日本ののみそうにない無条件降伏に固執し、原爆を落とした訳ですが、彼らの思想的バックボーンであるキリスト教を理解しないとなんでそんな事するのか理解に苦しむところ。
という訳で聖書関係おすすめ古書のご紹介。

聖書の1節1節を綿密に解説した日本人による日本人のための注解書のロングセラー「新聖書注解」。今年部数限定で復刻され話題になりましが、復刻版もすでに版切。

神にカナンの地を約束されたエジプト帰りのイスラエルの民が、異民族を皆殺しにしろ!という神の絶対命令に従い、女子供含めカナンの異民族を皆殺しにするおはなしである旧約聖書「ヨシュア記」は、大航海時代の原住民根こそぎ大虐殺(宣教師同行)などを説明する際には重要な箇所です。

「戦争は宗教的行為であって、敵はへーレム、つまり、主ヤハウェにささげられたものとして絶滅しなければならないもの」という聖書の聖戦の思想が前面に出た「ヨシュア記」の詳しい注解は、(2)巻目のはじめに収録。一神教の啓典宗教では神の命令は絶対です。
ちなみにユダヤ教、キリスト教、イスラム教の神は同一神。キリストの扱いは各宗教で分かれてますが。
今回は旧約の(1)と(2)を入荷しました。

いのちのことば社「新聖書注解」(1)(2)
各￥7350(カキコミあり)

原語と原文の意味を正確に伝達するために訳語・訳文をいくつも掲載。

ギリシャ語に翻訳されたものしか残っていない新約聖書を時間と言葉の壁を乗り越えより深く理解したいという志をお持ちの日本の聖書研究家には必携の資料、ですが絶版なので古書人気が非常に高い一冊です。

いのちのことば社「詳訳聖書新約」
￥10500(見返しに記名、カキコミ)

資本主義と共産主義、どちらも一神教のエトスから生まれ失敗、もしくは問題点をさらけだしつつある訳ですが、それとうまく補い合ってよりよい方向に進んでいくのが多神教の環境で育った私たちのつとめではないでしょうか？
今年も広島の同じテントの下で牧師さんとお坊さんと神主さんがいっしょにお祈りをしてくれています。

ほかにもいろんな神さまの本入荷中。

(担当二宮)