「こどものとも」の数ある作品の中でも屈指の名作ではなかろうかと個人的には大推薦の作品がようやく入荷しました。 平安末〜鎌倉期に成立したとされる「鳥獣戯画」。 漫画表現のルーツのひとつとして有名なこの国宝を木島始が軽快なテンポのユーモアあふれる構成で見事に絵本化したのがこの「かえるのごほうび」です。 短歌・茶道・能・墨絵。鳥獣戯画成立期にはどんどん「省く」ことで余白の美みたいなものを表現する、という手法が様々なジャンルで好まれました。 わずか20数ページ、しかも絵は全て古典の流用というイージィーな作りなのに豊かなイメージに満ちあふれているこの絵本にもそんな伝統が生きています。 そのうち復刻しそうなラインではありますが、今すぐ読み返したい!という方も多いのでは。 月刊予約絵本<こどものとも>130号 かえるのごほうび¥6300(月報欠) 58年の書肆ユリイカ発行の童話集です。 フクロウが「XYBZ!」「XYBZ!」とフクロウ語で叫んでるのが書肆ユリイカらしいです。 「マスターうす」「くろばつ病院」「Fツル」などお話しのタイトルのセンスは休みの国風。 書肆ユリイカ「ヒメジョオンの蝶」¥1575
(担当 二宮)
|
ご注意点
掲載の情報が販売情報の場合
- 掲載商品についてのお問い合わせは(指定がある場合は上記コメント内に記しておりますのでご確認ください)開店30分後からの受付となっております。各店の開店時間は、店舗情報にてご確認ください。
- 掲載の商品は店頭でも販売するため売り切れる場合がございます。
- 商品の探求は、専用の探求フォームをご利用ください。
掲載の情報が買取情報の場合
- 掲載の買取価格は商品状態、在庫によって予告なく変動します。