まんだらけ中野店 4F 記憶話の特集の特集の特集

「話の特集」。
好き嫌いのはっきり分かれる雑誌ですが、和田誠がADを担当していたので横尾忠則・宇野亜喜良・立木義浩・篠山紀信・長新太・湯村輝彦・井上洋介など当時の売れっ子、もしくは先端的な写真家・イラストレイターが作品を発表しており、グラビアの質の高さには定評があります。

「話の特集の特集（100号記念臨時増刊）」74年
全盛期の輝かしい歴史をダイジェストで楽しめます。
￥1575（シミ・少ヤブレなど経年イタミ）

「話の特集の特集（200号記念臨時増刊）」82年
人気も失速、という苦しい時期をダイジェストで楽しめます。
￥1050

「話の特集図書館」84年
四谷シモン「人形をめぐる本100冊」柳原良平「船の本100冊」
向田邦子「食いしん坊に贈る本100冊」高平哲郎「本屋は最高！の本100冊」のほか松岡正剛・橋本治・矢吹申彦・長新太・山下洋輔・内藤陳など50人が得意のテーマ別に100冊を紹介。椎名誠もいるし本の雑誌っぽい感じです。
￥315（蛍光ペンで一部ライン）

山名文夫のイラストを使った表紙デザインは堀内誠一の仕事です。
anan+BRUTUS共同編集「モボ・モガの時代東京1920年代」は男女を問わず今読み返しても楽しめる好特集。
竹中英太郎・太田三郎・藤牧義夫にスポットをあてた海野弘「モダン風景を描いたさし絵画家たち」をはじめ深く掘り下げすぎ感の強い記事が並びます。
￥3150（全体的にイタミ目立ちます）

(担当二宮)