まんだらけ渋谷店「今年もやってくる」でも「きっと君は来ない」

表題のフレーズは勿論、毎年この時期になると聞こえてくる、竹内まりあ＆山下達郎夫婦が歌うクリスマスソングです。
そのサイレントでホーリーなメリクリ祭までもう1ヶ月を切り、街も少しずつそんな雰囲気に包まれているきょうこの頃。
世の女性や子供達は「今年はサンタさん（という名の彼氏、お父さん）、何をくれるのかなぁ～？」と胸を弾ませ、
またプレゼントする側も必死でその期待に応えようとする訳です。
日本においては祝日でもなんでもないのにこれだけ国民の意識と経済効果が高揚する、なんともスゴイ日。

しかし!!この日を楽しみに待っている大多数の浮かれた人達の裏では、本気で疎ましく、ネガティブにこの日を迎える、迎えなければいけない人間も確実に存在するのです。

それがDT、モテナイ君。

いや、今年こそは、今年こそはとあくまでアクティブに、ポジティブにこの決戦の日に向かっていく“勇者系”DTもいるでしょう。ってゆうか、気持ちはいつだってそうなのだ。

でもDT。だからDT。やはりDT。溜息、落胆、諦念。
結局どうすることも出来ず、そんな自分を許してしまう、でもこのままじゃイケナイのも分かってる。そんな御仁も多いのではないでしょうか？

今回はそんなアナタにこちらをご紹介。

『伊東明と小田原トドラゴンのモテ道を行け!!』（伊東明/小田原ドラゴン共著・扶桑社）

弊社社員の連載コラムでもお馴染み、週刊SPA！で連載されていた、心理学者・伊東明氏と、童貞マンガの今や巨匠とも言える小田原ドラゴン氏による、モテ方指南のページを1冊にまとめたもので、一つ一つの疑問に対して実際にアンケート調査や体験取材をもとに実証していく、なんとも労力のかかった力作。
それだけに結果は現実的かつ説得力は×－GUN！です。

この疑問というのが、日頃男女間で交わされている会話の端々であったり、世の男性がフツーに考えていることであったり、本当に何気ないものばかり。それを実験によって恋愛学、心理学的な裏打ちをもたらしているのです。
でも、読んでいて思ったのが、これって何も恋愛に限った話じゃないんじゃない？ということ。
つまり、仕事や友人関係、あらゆるコミュケーションでも通用する話ばかり。
よく「異性にモテる人は同性にも好かれる」なんて言いますが、結局は相手の事を思いやって接する事がモテ道につながる、そう言われているように僕は感じました。

・・・って事はモテナイ君は人間的に欠落しているってコト？ギャフン!!

ま、まぁ、今からでも遅くはない！これを読んでおべんきょして、いい顔で「メリー・クリスマス!!」と言えるオトコになろうじゃないか!!間違っても「ドーテー！ホーケー!!」(小田原ドラゴンの名作「おやすみなさい。」より)ではないことを祈って。

ちなみに小田原ドラゴン先生のマンガや武勇伝はここでも相変わらずのキレ味を見せており、これもまた必読ですよ、
奥さん！

どーですか、お客さんッ!!
ニューウェーブコーナーにて。

（担当清水）