【まんだらけトピックス】本・まんが・コミック・TOY・同人誌の専門店

1980年代。サブカルチャーの入場券は自動販売機で買うことができた。

どこにも資料が無く、調べれば調べるほどドツボにはまる自販機本の世界。
その中から海鳴書房から発行された「フォトジェニカ」がまとまって入荷しましたのでお盆の季節にドバっと放出。
全号ないのが悔やまれますが、そもそもいくら調べても何号まで出てたのかわからなく。とりあえず今回は上記の写真の冊数。
一番大きい数字が17号なのでそこまでは出てたのかとわかったぐらい。結構な号数出てたのですな。

こちら創刊号に「日本唯一のエロ写真専門誌」と掲げられていますが、そことは関係なくあの「北島敬三」氏の作品が8Pも掲載。
さらには暴走族の特集とカルチャーを知る上でもなかなか面白い。もちろんノーパン喫茶、トルコ関連などエロ風俗もしっかり押さえてます。

10号まで行くと表紙までおしゃれなデザイン。

この号にも「北島敬三」氏の作品が。

そして究極におしゃれなデザインの表紙の11号。
しかし興味深いところはそこではなく表紙に書かれた「北島敬三」氏の名前。
名はあれど何度読んでも作品は見当たらず。どうした！何があった！？間違いなのか？こんなある意味サプライズがあるのも自販機本の魅力。
そしてこの号から先は多少のカルチャー色を残しつつもエロよりが強くなっていってしまったのです。

「HEAVEN」や「Jam」とはちょっと違うけど通常の自販機本ともちょっと違う。
まだまだ奥が深いこの世界。
探求者求む。

こちらの商品は8月16日（日）から中野店4階海馬で販売します。
電話での取り置き、通販のお申し込みは17日（月）から承ります。
売り切れの際はご容赦ください。

(担当佐藤)