【まんだらけトピックス】本・まんが・コミック・TOY・同人誌の専門店

1972年にケナー社から発売され、わずか1年で販売が終了したヴィンテージブライス。
その後、タカラが復刻したことにより現在ではドール界には欠かせない存在に。
そんヴィンテージブライスは当時の技術の関係で個体差が激しく、全く同じ子が入荷したい現状です。
なので毎回じっくりとその子の状態等を見るのですが…今回のヴィンテージブライスは今まで入荷した中で圧倒的に衝撃的でした。

もう個体差どころの話じゃない…！
首とボディが分離されてるヴィンテージブライスなんてそうそう入ってくるもんじゃないです。
今のブライスたちなら、カスタムとかで分解してる画像はブログとかで見かけますけど。
それでは気になる状態を。

そもそもカスタムで分解したのではなく、顔をボディをつなぐジョイントがぼっきり折れちゃってます。

一応、ジョイント部分もあります。

ジョイントの隣に写ってるやつはなんぞ？と思った方もいらっしゃると思います。
その正体について説明する前にこちらをご覧ください。

向かって左目のまつ毛が変！
ジョイントの隣に写ってたのは、この向かって左目のまぶたのフタです。
これが外れて頭の中に入ってカラカラいってたのですが、無事取り出せました。
でも外からはこのフタの部分つけられないので、つけるとしたら開頭しないと無理そうです。

パッと見、顔色がよくて結構可愛いのですが鼻周辺が少し黄色っぽくなってます。
あと顔のつなぎめが茶色くなってて、表と裏で色が結構違います。

髪は一箇所プラグ抜けあり。でも量はヴィンテージとしてはまずまず。
ヴィンテージにありがちなチリつきはありますが、それでもよくある程度で「もうどうにもならない！」ってほどではないです。

瞳は青のときに白めの黄ばみが目立ちます。
あと、大体向かって左目のキラキラが少ないです。
向かって左目がぱっちり目に見えるのはフタがないせいです。

でもメイクもきちんと残ってるし、パッと見は顔色もよくて可愛いのです。
だからこそいろいろと惜しい…！
6桁の子なのでラディエンスっぽくて幼い感じが可愛くて個人的に好み。
鼻周辺の黄色っぽい感じはものすっごく目立つわけではないので見なかったことにできなくもないです。
ちなみにボディは経年のよごれ以外は特に目立った難はありません。

だからこそ余計に惜しいんですよねー…なぜ分離してしまったのか…

実物をご覧いただければもっとよくわかっていただけると思うのですが、本当にいろいろと惜しいんです。
だから思い切って色々手直しすればもっとすっごく可愛くなるはず…！
この子を可愛く生まれ変わらせてあげられる、我こそは！という方お待ちしてます。
私の手で直してあげられないことがなんだか申し訳ない…絶対可愛いのに！
ぜひ彼女を助けてあげてください。
ご来店、お問い合わせお待ちしております。

(担当大内)