【まんだらけトピックス】本・まんが・コミック・TOY・同人誌の専門店

本日は昨日に引き続き、「巨猿ゴロー」をご紹介します!!

巨猿ゴロー

「ウルトラQ」第2話「五郎とゴロー」に登場した「巨猿ゴロー」は、特殊栄養剤で巨大化したサルという設定。思えば、サルは不思議と人間の脅威として描かれることが多いように思われます。
映画「キングコング」のみならず「猿の惑星」「猿の軍団」、ウルトラシリーズでも「ギガス」「ゴーロン星人」などなど、人は人間に近いサルに潜在的に恐れを抱いているのでしょうか。
「ゴロー」は火を吐いたり光線を放ったり空を飛んだりはしませんが、”身近な生物が巨大化した”パニックを見事に体現していました。本編の「ゴロー」の表情はなんとも独特なもので、観る人によって怖かったり愛らしく感じる不思議な造形です。物語のラストにはやや賛否があるようですが。
マルサンより発売された「ゴロー」は、実に見事な造形。身体の体毛の表現も素晴らしいですが、顔のアレンジが絶妙!愛らしくも本編の「ゴロー」のイメージを全く崩していません。意外と複雑な構成も要チェック。体のバランスもデフォルメされながらもリアル感を損なわないものになっています。
恐るべき完成度の「マルサンゴロー」、当時の子供はなんと優れたおもちゃで遊んでいたものでしょうか。