まんだらけグランドカオス冬コミ新刊のおさらい第1回「弁慶堂」「きなこの山」「迷子通信」「ロイヤルマウンテン」

冬コミ終了から2週間、学校や会社も始まり徐々にコミケ熱も落ち着いてきた頃でしょうか？
ところがドッコイそうは問屋が卸しません。ホントに欲しい同人誌全部手に入りました？見落としてる名作はないかとか気になりません？

そう聞いてソワソワしだしたあなたのためにグランドカオスが冬コミ新刊特選タイトルを日々ご紹介します。
全部のタイトルが店頭はもちろんWEB通販でもお買い求めいただけるようになってますので皆様要チェックです。

まずはこれ、最初の入荷時には紹介する間もなく売れてったタイトル、再入荷したのを紹介したらそれもすぐさま売れちゃった。
それがアニメーターサークル弁慶堂の「おつかれさまでした!の本」とらドラ!のスタッフが山盛り参加して作られた実に250ページ超の大作。
メインはキャラデザ担当の田中将賀、そこにすしお、錦織敦史、監督や総作画監督も登場ととにかくみんなはっちゃけ過ぎだろってぐらいのお祭り本です。

続いては同じくアニメーター佐々木政勝の咲-Saki-原画集、タイトルもそのまんま「佐々木政勝原画集」です。
こんな風に同人誌を出してるから最近の人だと思った方、まだまだですよ。
1980年代から活躍している大ベテランです。「ミスター味っ子」「ふしぎの海のナディア」「らんま1/2」の原画とかやってましたね。

その実力に裏打ちされた名作はなんとご自身がコミケでスペースを取れなかったため委託販売と相成りました。
コミケで手に入れた方は皆一様に結構な苦労をなさったそうな。列がハンパなく長かったとか。
稀代の美少女麻雀アニメの記念碑的同人誌です。

後は人気急上昇過ぎてどこまで昇っていくのかちょっと心配になる岸田メルの新刊。
ロロナのアトリエでブレイク後は小説の挿絵やらなんやらとあちこち引っ張りだこです。

フッと心が和むやわらかい色使いは天性のなせる技、是非カラーをじっくりと見ていただきたい1冊。

最後は岸田メルとほぼ同時期にブレイクした絵師、珈琲貴族の新刊。
杉菜水姫の美麗過ぎる絵で人がジャンジャン怪死したりする名作を連発するPCゲームメーカー「Innocent Grey」のグラフィッカーであります。
ページをめくると確かに「Innocent Grey」っぽい塗りだなと即実感、絵も杉菜水姫テイストを含んだ繊細な線が美しい1冊です。

今回はこんな感じ、気になった方はグランドカオスへ是非、遠方の方は通販で是非。

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(担当長谷川)