スーパーカー消しゴム 世界のポリスカーシリーズです。BOXYのボールペンで遊んだ方にはあまり馴染みのない珍品ではないでしょうか。
車体の裏には独、英、仏の表示しか文字表記はなく車名は特定出来ませんが微妙にディフォルメされた造形が探究心を擽ります。
面白いのは側面表示が全てPOLICEの表示になっており現地のパトカーではない所です。
米国でこれらのパトカーが取り入れられるとは思えませんので当時の海外の言語はみんな英語という誤った認識による表現と推測されるのも興味深い所です。

・独 青 ポルシェ911? ポリスカー#5:ヘッドライトまでフェンダーがほぼ水平になりあらぬ高さのヘッドライトがクーペであることを忘れさせてくれる造形。それを補うかのようにバンパーは高い位置に。テール回りは独特の絞込みはなく腰高な造形はハッチバックのような形状です。

・独 赤 メルセデスベンツ 450SLC? ポリスカー#3:キャビンスペースがやや広いですが特徴的なフロント周りなどまずまずな出来栄え。ただし独の表示がないと自信を持って車種を断言できない微妙な選択は謎です。

・独 緑 フォルクスワーゲン タイプ1?ポリスカー#12:ドラッグレーサーのようなチョップルーフはある意味魅力的。特にリアからの眺めは一瞬別のスポーツも出ると見紛うほどです。

・英 赤 ミニ? ポリスカー#7:英の文字がなければ到底ミニと判断が厳しい造形。フロント周りは既に別の車です。このシリーズはタイヤのサイズが共通なのでミニには明らかに大きなタイヤがバランスを崩しています。底面をみるとどうみてもFRのレイアウトなのは滑稽です。

・英 桃 ジャガーXJ6? ポリスカー#8:これまた英の文字がなければ車種判断に苦しい造形。フロントの四灯とフェンダーの張り出しだとまるでゴルディーニのよう。ボンネットの長さも足らず伸びやかなロングノーズはどこへやら。テールランプの形状で何とか特定できる微妙な造形。

・仏 黄 シロロエンDS? ポリスカー#15:VWと並んでこちらもチョップルーフです。こちらはせっかくのDSのフォルムが生かせない残念な造形。テール回りはなかなか魅力的です。

・仏 桃 ルノー5? ポリスカー#13:フロントの造形はメトロのような造形でもう少し高さを抑えて欲しかったところ。怪しいフェンダーはノーマルともターボとも全く別物の造形。底面のFRレイアウトの表現も面白いところです。
これらの品物は大車輪にてお求めいただけます。ご希望の方はお早めにご来店ください。
(担当 奥主)