2009/3/26 21:00掲載
まんだらけ 中野店 4F 大予言

ワンダーライフ


小学館「ワンダーライフ」といふ精神世界系雑誌が1990年代前後にありました。
その頃はさういふ雑誌が花盛りで、本家「ムー」を筆頭として後発ライバル誌「トワイライトゾーン」、「ムー」の弟分として同じく学研から出た「マヤ」などなど色々出てゐましたが、一番つくりがしっかりしてたのはやはり本家「ムー」であったと思ひます。
しかし、雑誌の作り手の熱意が暑苦しいホドにムンムンと感じられたのがこの「ワンダーライフ(ワンダラ)」。
低年齢層をターゲットにしてゐたせゐもあるのか、雑誌のつくりとしては「ムー」に比べるとかなり見劣りしましたが、それを補って余りある「エッジ」がありました。
なんと云っても投稿欄の分量が多い、しかも非常に熱い。
編集長や編集者がクレームの手紙をわざわざ掲載して読者と誌上でケンカしたりする。
しかし再反論もシッカリ載せるのでケンカが何号も続いたりする。
またあるブッ飛んだ連載記事について読者から批判が相次いだので会場を借りて討論会をやったりする(画像はその討論会にジェイソンマスクに特殊警棒を持って乗り込んできた過激な読者)。
読者と編集が一緒になって作ってゐた、そんな感じの雑誌でした。


しかし、その「熱意」があまりにも凄かったために編集部は出版社と決裂することとなり、僅か22号で廃刊。
最終号特集で編集部は謎の多い、含みのあるメッセージ記事を残して消える。

その直後、編集長と一部編集スタッフは「世紀末対策委員会」を名乗り、定期購読のみの雑誌「切断」を刊行(もちろん小学館からではない)。
その後誌名を「?啄」、「岩笛」と変へていくごとに徐々に本格的なオカルト結社的になって行き、最後は武装闘争をも辞さない組織に発展して、その後は……ご興味があれば各自お調べ下さい、ここでは申し上げません。
ま、なんであれそのくらゐ「行ってしまった」雑誌といふことです。
執筆陣も「あすかあきお(現在の飛鳥昭雄)」や「小島露観(現在の伯任旭)」など業が深さうな面子ばっかり。
90年代前半の、あの透明で、無機質な空気が懐かしい人、必見です。

(担当 山口ケン)

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