まんだらけまんだらけ小倉 1F 少年コミック手塚治虫について僕が知っているいくつかのことその1 夢野平四郎の青春

コンプレックスが手塚治虫作品を強化買取しています。

もちろんコンプレックスだけでなく、小倉はもちろん、全国の店舗で手塚先生の作品はぜひ買取したいところです。
なので、手塚先生について思ったことを少しづつ紹介していきます。
他店の手塚マニアスタッフに比べたら浅い話になりますが、ちょっとだけお付き合いいただければ幸いです。

いきなり画像が手塚マンガではないので妙に思われたと思います。
画像は西岸良平「三丁目の夕日夕焼けの詩」の2巻です。
この巻の冒頭には、西岸先生のデビュー作「夢野平四郎の青春」が収録されています。
かつて人気漫画家だった主人公・夢野平四郎が、過去を越えて新しい未来を掴み取ろうと奮闘する話ですが、発表された年（1972年）といい、主人公の代表作の名前（ジャングル太郎）といい、明らかに当時の手塚先生が投影されています。

担当くらいの年齢（30代）以降のマンガファンにとっては、手塚治虫不遇の時代というのは、一種のファンタジーにすら思えてしまうのですが、明らかにこの時代の手塚先生は斜陽でした。

このマンガにおいて平四郎がどうなったかは未読の方の為ふせておきますが、現実の手塚先生はこの後「ブラック・ジャック」において”奇跡の復活”を遂げます。

お買い求めの際は、是非まんだらけ小倉店へお越し下さい。

※掲載商品は店頭でも販売致しております。売り切れる場合もございますので予めご了承ください。

(担当有冨)