まんだらけ渋谷いまおかしんじ「また、どこかで」

ピンク映画の巨匠いまおかしんじ監督のシナリオやエッセイ等が載っている本が入荷しました。

ピンク映画の中にはサブカルちっくなジャンルがあり、その旗手がいまおかしんじ監督。
といっても差し障りはないと思います。。

いまおか監督の映画の良さを文章で表すのは難しいです。

まんが道で例えていうと、満賀が自身のコンプレックスをモチーフにして描いた小さな拳銃王を才野が絶賛する場面があるんですけど。

以下抜粋
『うまくいえないけどこのまんがにはおまえの気持ちがすごくこめられている気がするんだ！
なんというか頭で考えたストーリーじゃなくておまえのハートで描いたところが、とってもいいとおもったんだ！』

このセリフの熱いハートがいまおかしんじ監督の映画に通じていると思います。

あと、いまおか監督と漫画を関連づけるとするといましろたかし先生の名前があがります。

監督はかなりの、いましろフリークであるらしいです。
その想いは、いましろ漫画のデメキングを（許可なしで？）商業映画として作ってしまうほど。

去年の夏にデメキング完全版出版記念としてポレポレ東中野で怪獣映画三本立て、という夢のような上映会があったのですが、そのうちの一本としてセレクトされました。

それから、いまおかしんじ監督が、おそらく影響を受けたであろう、相米慎二監督の本もあったので一緒に出します。
ニューウェーブコーナーにて！ぱぱんが、ぱん！

(担当南)