ヨネザワ ダイヤペットABS No.A-10 コロナマークII 1900 救急車のご紹介

ヨネザワ ダイヤペットABS No.A-10 コロナマークII 1900 救急車 箱付 です。
オネザワのダイヤペットは現存する国内ミニカーブランドでは最古のものであることは有名ですが同シリーズにおいて短命に終わってしまったダイヤペットABSシリーズのご紹介です。
このシリーズは今までのスチロールというプラスチックからエンジニアプラスチックとして誕生した最新の素材ABSを用いてボディーを成型するといった新しい試みを取り入れたシリーズでダイキャストに比べると細部のモールドが繊細に再現されており素材を強調するために無塗装で製品化されました。
重量感を出すためにシャーシはダイキャスト製でタイヤとホイールは当時ダイヤペットでスタンダードだったタイプを用いています。
近年のヘルパ1/43などに通じる仕上がりで特に開閉部分の合わせは抜群でうっかりすると開閉機構を見落としてしまうほど隙間が無く成型精度の高さを伺わせるポイントです。
設定されている車はおなじみのトヨタコロナマークIIの2ドアハードトップモデルですがこれをベースに救急車として設定し赤色灯が備え付けられています。
明らかに患者を搬送する目的には使うことは出来ず輸血用血液搬送車として位しか利用目的が思いつかないのは私の知識不足ゆえでしょうか。
ファイヤーチーフ的な感覚で救急車の仕様にしてしまった方がありえそうな気がしますが。
そんなことから当時の子供にも人気が高かった物とは思えず生産数は控えめだったと想像されます。

この異端なミニカーにご興味お有りの方はお早めに大車輪まで足をお運び下さい。1点のみの入荷です。