12月3日の夕刊に勝又進先生が亡くなられた記事が載っていました。 自分は大学時代の2002年頃勝又進作品が読みたかったのですが、 青林堂から出てる箱付の勝又進作品集がなかなか見つかりません。 仕方なく勝又進作品の載ったガロのバックナンバーを探すことにして 大学のあった江古田から中野行きのバスに乗って ガロ曼荼羅片手に本店 II によく行ってました。 (ガロ曼荼羅にはガロに掲載された全作家の全作品が 何年何月に収録されているということがわかるリストが載っていました) そしてそのバックナンバーに他の漫画家の妙な作品が出てると その作者の他作品が読みたくなり、 またガロ曼荼羅と棚を照らし合わせピンポイントで買い・・ という終わらないループに陥ったことがあります。 自分にとって勝又進先生は色々知るきっかけの画期的な作家さんでした。 昨年度は「まんが狭山事件」で勝又進先生の新しいまんがを読むことができました。 内容は事件を克明に追ってゆくものですが 随所に勝又進イズムのようなものが垣間見ることができました。 「赤い雪」の巻末自筆年表に 「2005年3月、前年の10月末直腸に異変を感じ、内視鏡で調べた ところ大きいポリープが見つかった(中略)現在気功や創作活動で免疫力を高め、 ヤクザな分身と共存していこう思っている」とありました。ご冥福をお祈りします。
(担当 南)
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