まんだらけ名古屋店 6F「シャリバン」終われば「プロレス」？「金八」？ゼネプロ「1/1シャリバン」マスク！

「コンバトラーV」に始まる「バンダイオリジナルヒーローデザイン」。
続く「ボルテス」や「ゴッドシグマ」「ゴーディアン」など巨大ロボットではそのシステムの斬新さも相俟ってメガヒットを連発、見事に永井豪氏の呪縛から脱皮します。
一方、等身大ヒーローは、一世を風靡した石森デザインにも陰りが見え始め、アメコミの導入など試行錯誤を重ねた結果、「無機的なゴーグルヒーロー」という新たな突破口をようやく「デンジマン」で見つけ出す事となります。
その「ゴーグルヒーロー」最初期の一つの頂点と言えるのが「宇宙刑事シャリバン」。
アンシンメトリカルな斬新さこそ「ギャバン」に一歩譲るものの、番組のテンションの高さとも相俟って、その武骨とさえ思えるデザインは放送終了後22年を経た今でも高い人気を誇っています。
ゼネプロからシャリバンの1/1マスクが発売されたのはまだ頻繁に再放送が行われ立派に現役ヒーローだった86年のこと。原型は当時「リリィ一代男」を自称するほどシャリバンに入れ込んでいた三枝徹氏。
分割の問題で被れないという根本的な欠点を抱えながらも、レトロキャラ一辺倒だったガレキ業界としては異例なリアルタイムヒーローの商品化として、若年層から絶大な支持を集めたものでした。
以来、時代は流れ2005年。
「装着変身」や「PS2」で宇宙刑事が取り上げられ、復活の気運が俄に高まっています。
「リメイク企画が所詮後ろ向きな発想」なのは当たり前にしても好きだったキャラクターが再び脚光を浴びるのはやはり嬉しいもの。
この機会に、「1／1シャリバン・マスク」で、あの熱かった80年代の空気を思い出してみませんか？

・ゼネプロ・ソフビキット・完成品
「宇宙刑事シャリバン 1/1 ソフビマスク」￥42,000

（担当佐光）