7月31日 (木) 〜8月1日 (金) 中野店 田中班【静岡県 奥大井の旅】

参加人数:6名+子供1名
参加者 班長:田中、 副班長:前田、 河野+琥汰朗 (3歳)、 姜、 山下、 翔平、

行先 静岡県 奥大井
池尻管理の社用車セレナを使用


【旅内容】
大井川鉄道でリアル機関車トーマス見学
八木キャンプ場でテントキャンプ、バーベキュー、花火
大井川で川遊び、塩郷他つり橋堪能
白沢温泉
長島ダム見学
奥大井湖上駅周辺散策 など


田中班とは名ばかりの、班長は何にもしていない田中班が、キャンプに行ってきました。
謙遜などではなく、ほんとに何もしなくてよい、頼りきった旅を満喫しました。
この報告の、概要や、金額内訳まで、前田さんが全部書いてくれているという、そんな人様の好意にすべて乗っかる旅でした。

事前計画の変更から始まる、よく言えば、臨機応変に対応する旅でした。


旅行計画をすべて建ててくれてた前田さんが
出発時に行けなくなりそうな事態になったり、
トーマスを見れる時間スレスレ到着だったり、
昼ごはんを食べれるところが全然無かったり、
キャンプ場が思った以上の暗闇だったり、
キャンプ場の人が、思った以上に親切だったり、
カーナビが神案内をして、思わぬ道に入ったり、
予定外なことが、それはそれで楽しかったです。

翔平くんが、運転からテント張りまで、
男手の必要なことは全部自主的にやってくれて、
僕は帰りの車は寝ていられました。


山下くんは、急遽会計係もやれば、
カマドまで受け付けるキャパを見せてくれました。
2日目火起こし番長に昇格し、作ってもらったお好み焼き、おいしかった。

宇田川ちゃんの、ママをやっている姿は、
なかなか新鮮で面白く、こたろうも、なんだかんだで、
やっぱりママが好き状態でした。


カンちゃんは、川に入ってようと、ハンモックに座ってようと、実にいつも通りでした。
でも、吊り橋だけ、ちょっと怖がっていたのが面白かった。

キャンプはもちろん、人と行動を共にする、というのが、
本当は苦手なのですが、そんな僕でも、とても楽しかったです。


以下、各人からの感想です。

■前田

【 企画 】

バス、トイレ付き、エアコン完備の可愛らしいウッドハウスで女性も快適。
長瀞の激流でラフティング。
そのあと長野のパワースポット戸隠へ。

・・・という触れ込みでメンバーを募集した田中班。

→ 猛威を振るった台風8号で直前になって延期。
→ そのあと長野のマイマイガ (蛾) 大量発生を知り行先変更。

蛾が発生していない長野、新潟、岐阜を避けて安くラフティングできるところがなく、
メインイベントだったこれを諦めました。

ところが夏休みに入ってしまいどこのキャンプ場もトップシーズンの価格に。

【 行くところが見つからない 】

マチコさんに健保組合の保養施設のパンフレットを大量に貰って
補助金で半額くらいで行ける所に問い合わせてみたものの、時すでに遅し。
どこも夏休みは満杯でした。

ブロードウェイ商店会が群馬のみなかみと何かやってるのを思い出し、
みなかみ町観光協会の事務局長に会わせてもらって安いプラン考えて!
と振ってみたものの1人1万円ではなかなか難しく。

結局企画の影もかたちも無い、
静岡の川原でテントキャンプ&走ってるSL勝手に見て勝手に吊り橋渡る、
みたいなめちゃくちゃ経費削減な旅になりました。


【 誰もいないキャンプ場でやりたい放題 】

昨今のアウトドアブームで設備が整った快適なオートキャンプ場がたくさんある中、
田中班は町営の本当に何も無いただの川原での質素キャンプ。
客は私たち以外誰もいない。
さらに事前に電話でやり取りをした町の職員のアシザワさんが当日はお葬式でキャンプ場にいないとのこと。
「前田」って書いたメモと一緒に必要な物をトイレの前に出しておくから勝手に何とかして、と。
バーベキュー用の薪も一応出しておくけど、その辺に枝がいっぱい落ちてるから拾って燃やせば良いよ〜、みたいな。
なんか何でも聞いてくれそうな雰囲気だったので設備リストには無い物もあるなら貸して!といろいろ甘えてしまいました。
車1台に7人も乗っていくので荷物が少なく済んで良かったです。

現地では葬式後に酔っ払いながらアシザワさんが軽トラで来てくれました。
不慣れでうまくテントが張れない様子を見て「キャンプのプロの友達を呼んであげるよ〜」
ともう1人酔っ払いのおじさんが別の軽トラで登場。
テント張りを指南してくださいました。
サービスでハンモックまで!軽トラの荷台を上げて高い木にくくりつけてくれたのでした。
何よりありがたかったのは管理塔を自由に使わせてくださったこと。
冗談で「他に誰もいないし鍵開けといてください」と笑っていたのですが、本当に使わせてもらえるとは。
冷蔵庫も炊事場も電源のある事務所内も。本当に助かりました。田中部長も仕事ができました。

★川根本町の職員アシザワさんのご好意により得したもの
・ 寝袋とマットのセット 500円×7人分
・ なべ 300円
・ 鉄板 300円
・ 飯ごう 300円
・ 薪 350円
・ キッチンセット 1000円
・ ハンモック 1500円×2つ
・ 花火のバケツ他いろいろ
・ 白沢温泉半額 ←割引券とか無いの?と聞いたら持って来てくれた。

実に1万円以上・・・!
ちゃんと東京土産をお渡ししておきました。


【 一緒に行けなかった 】

話は戻りますが、田中班は実は出発2日前まで行先が決まっていませんでした。
通常業務を行いながら無理やりプランを組み、
メンバーを集めてミーティングする暇もなく前日にLINEで待ち合わせ時間と
だいたいの行先と必要な持ち物だけシンプルに連絡をまわし、
池尻に車を借りに行って中野に戻って荷物を積み込んで・・・と、
終電まで頑張ったのに家に帰ったら鍵が (家の) 無い!!!!!!
前日に準備した旅の資料いろいろも。
翌朝、前日と同じ姿でとりあえず待ち合わせ場所まで行き、
皆の資金を渡して記憶している限りの私しか知らない旅のプランを伝え、自分が昨晩乗って来た車を見送りました。


【 静岡県 奥大井 】

一応・・・・・・、
新幹線で追いかけ、夜にはキャンプ場で合流しました。
ローカル電車が走っていなくて、遠い遠いJRの駅まで迎えに来てくれた田中部長ありがとうございました。

★暗闇すぎて何焼いてるか微妙なバーベキュー、山下真美子が大活躍。
火おこしに火の管理、飯ごう、一手に担っていました。

★宇田川さんちの3歳のお子さん琥汰朗くんを2日間抱っこして山も谷も吊り橋もガシガシ歩き回った翔平。
彼無しでは成り立たなかった子連れ旅行でした。本当助かりました。良い子です。 (翔平が)

★事務所の矢原さんが出発前日に問屋で買ってきてくれた花火は種類豊富で盛り上がりました。
(後で行く西田班がすでに用意していた8000円分の花火を買い取ろうと目論んでいたら、矢原さんが自分の休みを返上して買ってきてくれました。)

★真っ暗闇の山の中で見た星空が綺麗すぎてちょっと皆黙りました。
流れ星を見て皆に自慢していたらその後ビュンビュン流れまくっていたり。
このとき田中部長は管理塔でオークションのお仕事。

★大井川と寸又川が合流して違う色の水が混ざらず流れる絶景も、
長島ダム湖の水の中へと消えて行く謎の道路も見ていない。
SLにも区間限定走行のアプト式機関車にも乗っていない。
夢の吊り橋めぐりもしていない。
せっかく奥大井まで行ったのに下調べが不十分過ぎてビューポイントを何もおさえず帰ってきてしまったけど、
3歳児に「たなかぶちょう〜」と呼ばれて普通に対応している田中部長や、
3歳児に「しょーへーーー」と呼び捨てされても抱っこしてあげる翔平、
ただ1人3歳児に何も要求されないマイペースなカンさん、
私より10歳も若いのにめちゃくちゃ頼りになる山下さん、
何かちょっと羽根を伸ばしてる感じがした宇田川ママ、
琥汰朗くんを取り巻いての私には非日常的なちびっ子のいる2日間は大変ながらとても楽しかったです。

シャワー浴びて最後にテントに行ったら勝手に私だけ男子テントに寝袋セッティングされてたのだけが若干不服です。


【 最後に 】
急な行先変更の為に いろいろ苦労がありましたが、
私たち田中班よりも先に行った班の内、
辻中班と岩井班が「蛾がいっぱいいた〜」と言っているのを聞いて嬉しくなりました。

参加させていただき本当にありがとうございました。

■女性同人事業部 山下

当初の予定ではラフティングを目的に埼玉、
キャンプを長野県にて行う予定でしたが、
台風と蛾の大量発生の為、中止となりました。
その後、前田さん、宇多川さんが色々行き先を調べてくださり、
SL車を改造したトーマスを見物&奥大井川にたくさんあるつり橋巡りに行く事なりました。


まずトーマスでは、SL車自体を目のが初めてでしたので予想していたよりも迫力があり、煙の勢いや匂い、
現物の大きさなど驚かされる事が多かったです。
ものの10分程度と短い時間ではありましたが、
一緒に来ていた宇多川さんのお子さんと同じぐらい楽しめました。

その後、町営の八木キャンプ場に向かい、
ここでも初めてのテント設営を行ったのですが、
管理人の方、またその知人の方にテントの設営方法や部品の説明、
ちょっとした豆知識など、教わる事が出来ました。
また、知人の方が普段八木キャンプ場で幼稚園児などにアウトドア講習を行っているらしく、
ご好意により無料でハンモックをお貸し頂けることとなり、みんなで交互寝そべったり、
座ったりと終始使わせていただきました。これもまた初めての体験です。


夜はBBQにて、火起こしと飯盒炊飯、お好み焼き作成を担いました。
小中学校の時以来の飯盒炊飯でしたが、何とか炊けてよかったと思い、
経験は何でもしておくものだと改めて思いました。

翌日はつり橋巡りとなりましたが、やはり子供連れであったため、
渡るのに時間が掛かってしまい、2箇所となりました。どれも正直、怖かったです。
しかし、その後に向かった奥大井湖上駅ではロケーションと目の前を通る電車にとても感動しました。


道中ではカーナビの案内がおかしかったのか、普段使われてないような道を通ったりしましたが、
なかなか見られない山頂の景色をみる事が出来たりと、
予想外なことも楽しむ事が出来ました。
また、このような機会が無ければ、じっくり話をしたり、旅行にいけないメンバーでしたので、
キャンプに参加してとてもよかったです。是非、次回がある際には、また参加したいと思います。

■宇田川

当初予定していた日に台風で目的地はマイマイガの大量発生の為、
日程や行先まで変更になった田中班。
出発の2日前まで行先が決まらなかったり、
初日に全てのスケジュールを把握している前田さんが一緒に行けないとか、 (←夜に合流出来ました)
ナビに案内された目的地が山の上の崖だったりといろいろハプニングの多い精神面も鍛えられた楽しいキャンプでした。


SLで有名な大井川鉄道を走る本物のトーマスを家山駅で待機して見学したのですが、
山の中からやってくるトーマスはなんだかシュールで面白くて、
子供だけじゃなくて大人もテンション上がりました。
田中班の中で私の次に楽しみにしてくれていた前田さんが見れなかったのが残念でした。

宿泊予定のキャンプ場はネットで何の情報も拾えないような町営のキャンプ場だったのですが、
他にお客さんがいなかったこともあり、素人の私たちのテントを張るのを手伝って頂いたり、
無料でハンモックを2つ設置して頂いたり、冷蔵庫を貸して頂いたりと、とても親切にして頂きました。


夜は花火の後、空を見上げると東京では見られない
すごい数の星や何回も流れる流れ星を見て感動しました。ずっと見ていかったです。
今回のキャンプでは山下真美子ちゃんと翔平くんの頑張りが目立ちました。
山下さんはBBQの時の火おこしや飯盒でご飯を炊いてくれたり大活躍。
翔平くんはぽわーとした癒し系のキャラのイメージでしたが山の上の崖っぷちの運転や、
BBQの準備をしてくれたり、山の上に車を止めて歩いて下って行った時も一通り見学した後に
「僕、車とってきます!」と言って忍者のようにさっさと山を登り
みんなが駐車場についたころには車を持ってきてくれたりと本当に大活躍でした!
私と前田さんが少し重いテントのBOXを運んでいた時も前からやってきて2つとも持ってくれたりと意外と力持ちでジェントルな面もありました。

今回キャンプに参加できて本当に良かったです。
不便かなと思っていた初めてのテントや寝袋、ハンモック体験も本当に楽しかったです。
ありがとうございました。

■姜

急死一生、スリル溢れた旅でした。


初めて見る太平洋に興奮したり、テントを張り、ハンモックを体験するなど初めての経験ばかりでした。
二日目は吊橋を、びびりながら2つも渡りました。
後はあぷとラインの奥大井湖上駅からトロッコ列車を乗る予定でしたがなぜかカーナビを頼って進んだら一本道の険しい山奥にどんどん進む。 その後から待ち受けるのは絶景の異様な光景でした。

予定とおりだとはいえないですがそれがよかった旅でした。
最高でした。

■翔平

田中班のキャンプでは7月31日と8月1日に静岡県にある八木キャンプ場にキャンプに行きました。
出発する前に電車に忘れ物をしてしまい、最初の方はモチベーションが上がりませんでした。
しかし高速道路の運転を田中部長と交代するとなったとき、
半年振りの運転という事で責任感と高揚感が出てきてモチベーションが徐々に上がってきました。

キャンプ場行く前に機関車の先頭車両を改造した実物大のトーマスを見に行くということで、
大人はあまり楽しめないんじゃないかという気持ちは少し有ったのですが、
目の前にしたら大きさや雰囲気、煙やその匂いに圧倒され、
コタロウ君だけじゃなく大人や私も楽しんでました。

キャンプ場では初めてのテント設営や男手が一人しか居ないという状況の中、
何とかしなきゃという使命感があり、必死に夕食の準備や荷物整理などしました。
少しして朝同行できなかった前田さんと迎えに行った田中部長も無事合流し、
辺り一面真っ暗で手元を照らす光が無い中でしたがお好み焼きや焼肉やお酒など美味しいものを食べ、
その日の最後に5千円分の花火を楽しみ、1日目が終わりました。

2日目の吊橋渡りも初めて吊橋というものを渡ったのですが、
コタロウ君を抱いて渡ったのもスリルがあり、一緒になって楽しんでました。
別の吊橋の名所に向かう際、古いカーナビの案内にしたがって向かってたら車1台やっと通れるような足場も悪い山道に入ってしまい、 みんなの命を預かっているというプレッシャーと後部座席からの悲鳴や不安な声どでいっぱいいっぱいでしたが、 無事に公道に出られたときの達成感と歓声は本当気持ち良いものでした。


そこから奥大井湖上駅という奥山の中に囲まれていてかつ湖の上に線路があり電車が走ってる駅に向かうのですが、
そこは景色が凄い綺麗で文字通り目の前を走る電車を見る事ができ、今までの疲れが吹き飛びました。
この2日間は強調性や責任感、外に出て遊ぶ事の楽しさやお父さんの大変さを学べたキャンプでした。
もし次回キャンプなどをするような機会があれば話し合いから積極的に参加したいと思います。