人間社会を自然界とのアナロジーで捉えること、トーテミズム。
西洋社会の中にもその名残が残っています。 紋章です。
動植物の姿がシンボリックに描かれたそこには神話時代からの一族の歴史とロマンが詰まっており、 中世の騎士たちはそんな紋章をあしらった楯と甲冑で闘っていたわけです。こちらの本はドイツで出た紋章＆甲冑の図鑑。
紋章というと見栄をはってえばるための続っぽいイメージがありますが、そんな人間の思惑などイマジネーション豊かなデザインを前にすればどうでもよく感じます。
元版は1899年発行。カバ欠の裸本なので詳細はわかりませんが、造本の感じから戦後に再版されたものだと思います。カラーPの印刷がすごく色がきれい(特に金・銀など)なので是非店頭で印刷の感じを御覧下さいませ。
バサラ大名顔負けのTOO MUCHな甲冑デザインにシビレちゃいます。
「HERALDISCHER ATLAS」
￥10500(洋書・裸本・経年ヨゴレ)
「恐竜骨格図集」
グレゴリー・ホール
￥8400(絶版/カバ背ヤケ)
一億総半病人!短い腸の日本人が西洋食食べてたら病気になって当たり前。身土不二です。桜沢如一の影響を受けた一倉定の絶版健康本。なかなか出ません。
「正食と人体」￥6300
「隠者がハタ・ヨガで苦しむ時代はもう終わった。これからのヨギは男も女も愛し合い、崇拝し合うのである」
80年代に流行した南米生まれの神秘主義ノーシス。 その創始者・サマエル・アウン・ベオールがアストラル・トリップ(幽体離脱)のテクニックを解説したりしている本です。
「黄色の書マインドの科学」￥2625(少イタミ、見返しページはずれ気味)
こちらは日本にノーシスを紹介したミゲル・ネリのアストリアル・トリップ本。
「幽体離脱アストラル・トリップ」￥3150
ノーシスの本、在庫なくなってきたので只今買取中です。
詳しくはこちらのノーシスの欄を御覧下さい。
平安以前の歴史書を読んでてインド人や南蛮人が登場すると盛り上がります。
こちらは遣唐使といっしょに日本にやってきたペルシャ人を追いかけた本。ペルシャ人といえば渡来人秦氏の先祖はペルシャ語で「遠くからやってきた統率者」という意味だという話もあります。 キリスト教伝来というと戦国時代のイメージが強いですが、長安にキリスト教教会が立ち皇帝に保護奨励されていた遣唐使の時代に景教(＝キリスト教)が日本に伝わらなかったとは考えずらい話です。
ともかく歴史ロマンを感じさせてくれる本です。
「天平の客、ペルシア人の謎」￥2625
(担当 二宮)
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