ページを捲るたび、青空の下で深呼吸するような清々しさとじんわり胸に迫るノスタルジー、そんな感動がある一冊。
中央公論社より刊行の「映像の現代」第3巻は写真家・植田正治による「童暦」。植田正治は1913年鳥取県生まれ。リアリズム写真が主流だった時代に砂浜や鳥取砂丘などで撮影した独創的な演出写真を発表したことで知られます。
本書「童暦」は日本海に面した鳥取県、兵庫県、山口県で撮影された春夏秋冬4部構成となったもの。子供たちの素朴な佇まい・表情が土地の風景や人々の中にあって新たに見せる表情。植田独自の視点が本当に素晴らしい。
この作品の刊行により国内外で再評価の機運が高まったというのも頷ける、珠玉の一冊です。
解説は『カメラ毎日』の名編集者・山岸章二。こちらはビニールカバー欠、帯付き商品となります。
販売日:10/19(土)
時刻:13:15~販売開始
場所:本売場外周ショーケース(T8のエレベーターを4Fで降りてすぐ)
販売方式:13:15より、店頭に集まられたお客様にランダムで整理券を配布いたします。その番号が若い順に、1つずつお品物をお選びいただきます。
皆様のご来店お待ちしております。
中野店 夛田