サークル「飼い犬と召使い」の作品をご紹介♪

国外追放された名探偵とそれを追いかける大人ふたりの殺伐からイチャイチャまで。

【まんだらけ専売】

友愛か恋愛か・・・揺れる感情。

コナンから工藤新一に戻って時が経った。
久しぶりの事件現場で再会した降谷は、
新一の相変わらずの推理力を賞賛しつつ
蘭との仲睦まじい姿に見守るような視線を送っていた。

それからさらに三ヵ月後、空港でばったりと会った二人。
新一は短期留学のため、ロンドンへ行くことを降谷は知る。
他愛無い会話をしながら別れ際に連絡先を交換し、
「声かけてくれてうれしかった」
という意味深な新一のセリフに少し驚きながらも別れの挨拶を交わす。
新一との繋がりができた降谷の表情には、笑みがこぼれた。

＊＊＊

結局、新一の留学は長引くことになり
日本に帰ってくるのは早くても一年先となった。
二人のメッセージのやり取りは続いており
降谷は新一がどう思っているのか気になっていたが、
ちょっとしたきっかけである日連絡が途絶えてしまう。

ロンドンで卒業式を終え、
探偵業を本格的に始めるため新一は帰国することになった。
助手となった宮野と共に帰国の途につくが、
「蒸し返すようで悪いけれど あの人には伝えてあるの？」
と、ある事を示唆され新一はその意図を計り兼ね・・・。


118ページに及ぶ長編ストーリー!!
二人の揺れる感情を細かく描き、
事件とも織り交ぜ進めていくストーリーは読み応え抜群!!
二人の関係がどう変化していくのかを見届けてください。

【まんだらけ専売】

「工藤新一」を名乗る謎の人物とは･･･?

ある日事件現場に到着した安室は、最近頻発している
「現場に居合わせることなく電話越しに事件を解決する人物」
について高木刑事に教えられる。
どのように情報を得ているのか不明な上、
あまりにも早い解決に警察も不思議に思うが
その人物はあの「工藤新一」のため受け入れられていたのだった。
しかし、安室はこの場にコナンがいることと、
コナンの取った行動で電話越しの相手が『ノアズアーク』だと判明する。

『ノアズアーク』
それはかつてコナンが関わった事件で遭遇した人工頭脳プログラム。
叡智の可能性を秘めたAIと、共に開発されたDNA探査プログラムにより
コナンの本当の姿を知られている可能性があるのではないか―――
そう危惧を指摘した安室だが、コナンが何かを語れることもなく・・・。

「なら僕がすべて暴いてしまおうか」

安室が、動き出す。


いつかコナンがいなくなってしまう日が来るかも―――
理解していても唐突に向けられた現実に、動き出す歯車。
追い詰められていく名探偵と追いかける安室の行方は・・・!?


「飼い犬と召使い」が送る『ベイカー街の亡霊』をモチーフとした長編ストーリー!
安室とコナン、微妙な距離感の描写が魅力の一冊!!
二人の距離に進展は訪れるのか・・・!?

【まんだらけ専売】