「この報告書は、まんだらけのオタク社員たちに富士登山を挑ませた熱血取締役の記録である
普段ろくに運動もせず好きなことだけやっているオタク社員たちが登山部活動の中から健全な精神を培い、
わずか数ヶ月で富士登山をなし遂げた奇跡を通じてその原動力となった、信頼と愛を余すところなく記録化したものになる予定である」

2016年11月18日 第二十三回活動報告【天狗岳】

※写真をクリックすると大きくなるよ!

第二十三回の登山部は天狗岳です。

今年の3月に登りましたが、別のルートで、再度アタックします。

今回の参加メンバーは、辻中副社長、西田さん、竹下さん、大庭さん、鍋島さん、秋山さん、藤川姉妹です。

新宿発のスーパーあずさ1号に乗り茅野駅で下車、ジャンボタクシーで桜平登山口まで行き、桜平登山口から東天狗、西天狗と攻めていきます。


今回は久々の晴天!登山指数もAで、早朝からウキウキしながら新宿駅に向かいます。

7時発のスーパーあずさに乗り込むべく姉妹で電車を待っていると、秋山さんから「超ギリギリで間に合わないかも。」と連絡あり。

合流した西田さん、竹下さん、鍋島さんと一緒に秋山さんを待つも、定刻でドアが閉まり、新宿を出発してしまいました。

誰もが諦めた瞬間、奥から「すみません」と秋山さんが登場!ギリギリ階段から乗車口に飛び乗り、間に合いました!

良かった〜と思ったのも束の間、八王子で副社長と大庭さんと合流予定でしたが、副社長は乗り遅れ、次のあずさで来ることに。


9時20分茅野駅に到着。ジャンボタクシーに乗り込み、桜平登山口へ。

登山口までの道中、車内から2〜3m先に鹿の集団を発見!初めて間近で鹿が見れ、登る前からテンションが上がります。

10時10分、桜平に到着し、登山口で記念撮影。準備万端で出発!

一方、副社長はまだ電車の中・・・。

到着したら、唐沢鉱泉ルートから登り、合流する模様。

副社長との時間差は1時間以上。はたして山頂で合流できるのか・・・。

先頭に西田さん、竹下さん、続いて藤川姉、鍋島さん少し離れて秋山さん、藤川妹と続き、最後に大庭さんが見守り隊長として、後方をサポートしていきます。

しばらくは、沢沿いの緩やかな登っていきます。

30分ほど歩くと、夏沢鉱泉へ。この付近から、沢の水が少しずつ凍り、山道脇にも霜が。

岩肌や倒木が苔にびっしり覆われ神秘的な雰囲気です。

オーレン小屋を過ぎ箕冠山で小休憩。

藤川妹と秋山さんは「お腹が減った!!」と近くにあった木に腰を掛け、おにぎりをほおばります。

個々にエネルギー補給も済ませ、山頂はまだ見えませんが、天狗岳に向けてもうひとがんばり!

ここから、徐々に積雪で足場が悪くなって行きます。

竹下さん達が10秒ほど雪道を下っていきましたが、アイゼンが無いと危険とのことで、アイゼンを再度装着し、雪道を慎重に下っていきます。

細い雪道を5分ほど下っていくと道が開け、足元の雪は無くなり、ハイマツと白砂が広がった根石岳の鞍部へと出ます。

根石岳の鞍部は大型台風並の暴風で、吹き飛ばされそうに。

全員防寒着を着用し鞍部で記念撮影。

根石岳の鞍部からガレ場を登って行くと西天狗岳が見えてきました。

強風に煽られながら西天狗岳に登頂。

山頂からの景色を見渡していると、東天狗岳方面から副社長の姿が!

登って来た副社長を見ると、何故がズボンが泥だらけに。

聞くと、ここまで来るのに3回ほどすっ転んだ様です。

副社長の猛烈な追い上げで、無事西天狗山頂で合流。

記念撮影を済ませ、一息付く間も無く、東天狗岳へ。

西天狗岳から東天狗岳までは約20分ほど。

東天狗岳へ向かう稜線からは、北アルプスが一望でき、素晴らしい光景が広がっています。

一歩一歩風景を楽しみながら東天狗岳へ。

山頂で記念撮影を終え、楽しみにしている唐沢鉱泉の温泉へ急ぎます。

下りはひたすら林道が続き、2時間ほど下ったふもとに、唐沢鉱泉の温泉があります。

早速温泉に入ります。温泉に入ると何と貸切!

打たせ湯ならぬ、打たせ水があり、冷水に打たれた後、温泉に入り、体を癒しました。

帰りは駅前のお蕎麦屋さんへ。

一同、天盛りと天ざるを注文し、ビールで乾杯。

登山後のビールは最高!お蕎麦もおいしく頂きました。

今回は時間にも余裕があり、晩秋の北八ヶ岳を十分に満喫することが出来ました。

次回は是非、雪山の八ヶ岳に挑戦したいです。


【レポート:藤川恵美】

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