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インタビュー2023.3.3

「金魚侍」原作:西山宗一先生・作画:Rei先生
記念インタビュー

作画:Sinkevich Rei プロフィール

instagram @reisinkevich
ロシア、モスクワ出身の作家。
これまでの作品『Tea with Lemon』、『mononucleosis』、
『ボーバ 子供たちの物語』では、自分の身辺に起こった出来事を鋭い感受性で捕え、
独自のタッチで描いている。三作とも自費出版。

ボヘミアvol.4より連載スタートの金魚侍記念インタビューを作話の西山宗一先生、作画のRei先生を交えて行わせていただきます。
(西山)よろしくお願いします。
(Rei)よろしくお願いします。
まず金魚侍が描かれたきっかけから思い出してお話ししていただいてもよろしかったでしょうか。最初のきっかけで言うと原作の西山先生の方だと思うのですが。
(西山)そうですね。大学4年生の時に執筆を始めたので2018年頃に漫画の原作で自分の特技の金魚を題材にしました…

原作の西山先生の描かれた金魚侍のネーム

大学が漫画専攻とかだったんでしょうか?
(西山)大学は文芸の専攻で。小説とか短歌を詠んでいたんですよ。
短歌も詠まれていたんですね
(西山)はいそうなんです。自分は元々理系の人間で、高校2年生ぐらいの時から金魚の色素の研究をしていたんですけど。そういうのもあって、金魚の知識は結構詳しいぞっていうところが元々ありました。文転して、「小説を書きたいぞ」と思った時に金魚を題材とした話を切り札としてはあるだろうなというのがぼんやりとは考えつつも。当時は恋愛物とか、私小説的なものをずっと書いてて。執筆を進めていても、小説であまり結果が出せなくて。漫画の原作に切り替えた際に色んなジャンル、ファンタジーとかも書いて、それも鳴かず飛ばずで。そういった時にやっぱり自分は金魚だなと思いました。金魚の話を書いてる時に仲間内で一番反応が良かったのが「お侍さんが金魚を飼ってたんだよ」っていう話で、仲間たちも「それってどういうこと?」みたいな、食い付ついてもらったことが多かったんですよね。お話しのさわりだけで、面白いと思ってもらえるってことは「多分、どっかしら通用するんだろうな」と思って書き始めたのが「金魚侍」のきっかけになります。
侍が金魚を養殖するというのは史実にも書かれていたんですね。
(西山)全国的にありました。藩で金魚飼いましょうって場所もあれば、下級武士が副業で養殖するっていう状況もあったりして。それはまちまちだったらしいんですけど。少なくとも室町時代から金魚が入ってきて。各地で固有の金魚の養殖が行われていて、大阪だったら「大阪らんちう」出雲だったら「出雲なんきん」…っていう形で、「地金魚(じきんぎょ)」地元のじで地金魚が発生し始めて。その流れでしらべていくと弘前(ひろさき)・津軽も確かに「津軽錦(つがるにしき)」っていうのがいたって知ったんです。でも津軽錦は私が調べた中で最も情報が少なかったんですよ。ってことはこれはお話しとして盛りやすいっていうところで、「弘前・津軽の江戸時代のお侍さんが育てる金魚侍を描こう」と思い立ちました。最初は脚本形式で書いてて、大学4年生の時にもうほぼ今の原型となる「金魚侍」ができていました。当時ゼミの先生だった徳永直彰っていう大正大学の准教授の先生が普段は日本近現代文学研究の先生なんですが、江戸~近代史に詳しい方だったので「この時代、こういう状況だったら町民とお侍さんはこういう関係だったんじゃないかな」とかっていうのをずっと話していて、金魚侍は先生と二人でほぼ作っていったような感じです。将来的に漫画の原作を書きたいなという話をずっとしていて本当に毎週のように朝まで飲んだりしてる仲のいい先生だったんで、その人の影響はかなり大きいですね。
原作と作画が分かれている漫画制作を今、グループワークでやってもらってるんですけど、金魚侍を描いていてどうですか?
(Rei)そうですね。正直言うと、原作付きの話を描く事はありますか?って聞かれたら「ない」と思っていて、なぜかというと結構自分のスタイルが独特なものだと感じていて。その上、原作が時代劇!全然それは想像つかなかったんだけど話がきた時はちょうどそのときに自分の漫画の話(私が白髪になったら)で一話が金魚っていうタイトルで出てきたんですけど。そこでなんていうか、接点を感じました。あと、西山さんの金魚に対しての愛があるからなんか描いたら面白いかなって思って。でやってみたところとしてはまあいろいろ難しいし、日本の歴史的な問題もすごいわかんないことがまだ山ほどあって。まあ何て言うんだろう?風景とかいろいろまたまた、デティールもそうなんだけど。難しいところとしてはすごい緊張するなって思って。なぜかというと話があるじゃないですか。で、それをビジュアル化するっていうことはなんか、まあナレーションみたいに話をRead Nowのと同じで。自分がどういう描き方をしたかっていうことによって、その話の捉え方も変わるなって思って。そこはなんかすごい重要で責任もあって、すごく面白いかな。体験したことない感情がいっぱいあって面白いです。

『ボヘミア』vol.1掲載の『私が白髪になったら』より

そうですね。ベースとしてはやっぱり西山さんの話があるんですけど、そこにRei先生の独特のタッチとかキャラクター、感受性が反映されていて、そこにまた西山さんが障子の数から竹刀のこういう形で~というところまで現実的なリアリティーをネームやお話しを作る中で与えられていて、Rei先生も素直に応えられていてお二人の相性が良いっていうか、うまくやり取りが行なわれていますよね。
(西山)そうですね、やっぱり最終的に完成品である漫画を作られるのはRei先生なのでいかにそれの魅力をどうより引き立てられるかっていうのが、ある意味裏方の原作者としての役割かなっていうのは思っていて、うまく噛み合ってるなって感じます。
金魚にまつわるエピソードとかはありますか?モスクワにいたRei先生が「私が白髪になったら」で金魚を描こうと思ったきっかけなどはありますか?
(Rei)それは母方の親のおじいさんとおばあさんの話がきっかけなんです。ある日おじいさんがおばあさんのためにらんちうを二匹買ったのかな?でもおばあさんは家事とか動物の世話をしたりとかが全部だめな人で(笑)でも立派ならんちうだったんですよ。夏休みに行った時にちょうどらんちうがいたんだけど。暑さのせいで一匹のらんちうが死んじゃって。でも、もう一匹のらんちうが死んだらんちうの周りをずっとぐるぐる周っていたんですよ。それを見てなんかすごい切ないなと思って。それがきっかけかな。ちなみにロシアの金魚の話になると意味性も違ってくるし、もっとそういう、なんていうんだろう。子供のお伽噺に出てくる生き物っていうとこもあったり、あと日本のらんちゅうとか、goldfish?はまた別の生き物としてありますし。漫画に描いたのはそのおじいさんとおばあさんのエピソードが強かったから金魚の話を出したいなって思って。という感じですね。
金魚に仲間意識とかはあるんでしょうか。
(西山)一応群れは作るとは思います。元は川とか池にいたフナなのでそういう習性はあるかもしれないです。けど、クルクル回っていたというのは不思議な話ですね。
(Rei)あーまあ、なんかわかんないけど、水槽が結構狭いから、もうそれにしか見えなかっただけかもしれないですね。
(西山)ちょっといろいろ重なってそう見えたっていうことですね。
(Rei)そうですね。
想像するだけで素晴らしい視点ですね。
(Rei)なんか二匹の金魚が二人に似てるなとおもって。
(西山)金魚ってあんまり泳ぎに野性味がないので緩慢な動きじゃないですか?ゆっくりとした…
確かに!それってなんでなんですか?
(西山)言い方がちょっと悪いかもしれないですけどあれは人間が品種改良を繰り返した為ですね。奇形愛好的な要素があるので野生では基本的に生きていけないような目がすごく肥大化した出目金だったり、尾ひれが長くなって泳ぎが下手だけどそれがまた鑑賞するぶんには綺麗だったり、可愛かったりっていうところで自然界から孤立させて養殖させているので動きが緩慢になったっていうところだと思うんですけど。でも、そこがある意味ものすごく金魚の魅力かなっていうのはあります。蚕とかも人間が手を加えないと絶滅しちゃうっていうのはあると思うんですけど蚕はシルクを作ってもらうっていう具体的なその生産物を作るうえでの農作物的な観点で見れるんですけど金魚は蚕と違って徹頭徹尾、その観賞目的なのでそこがやっぱり特異的な魅力だなと思っています。
(Rei)人工的なところが金魚にはあるって西山さんから話を聞いた時に、金魚って盆栽みたいだなって言うイメージになって。2年前ぐらいになるのかな?藝大院の友達と結構パフォーマンスやったりしてたんですけど、その人と一緒に「盆栽」という作品を作っていたんです。意味性とか・深い、面白いアクションとかは起こらない作品なんだけど。盆栽みたいにただただ流れて、人工的で美しいような、とにかくずっと見てられる作品を作りたいっていうコンセプトで、彼は作りたかったんですけど。金魚もそれに近いものがあるのかなってことを感じて最初の執筆のモチベーションに繋がりました。
(西山)似てますよね。朝顔も特に江戸時代、金魚とわりと同時期に花開いた文化なんですけど、それも突然的に出た歪な形の花に品種改良のようなことをして、当時の人がいろんな形になるのを楽しんでたらしくて。やっぱりちょっとそういう狭いところで飼える美徳っていうのが一個あって。盆栽も巨大な樹木じゃなくて、何10年もちっちゃいところで飼うみたいなところは似てるなと思いました。
お二人とも青森に行かれたことがあるそうですがそれぞれのエピソードなどを聞かせて頂いてよろしかったでしょうか?
(西山)私は二回あります。一回は5月の城下町の桜まつりがある時期に行きました。弘前城の周りのお掘りの周りにソメイヨシノが咲いていて非常にきれいなところです。
(西山)その時すでに金魚侍を書いてて、それが2019年の5月かな。コロナ禍の前ですよね。不思議なもんで自分が散々、お話しとして書いていた場所に初めて行って地元の人の声とか話し方とか、方言が割と強いのでやっぱ自分の書いてる文章・セリフとかとは違うなっていうのが第一印象でしたね。「うーん。こりゃ、やっぱりもっと勉強しなきゃな」ってことで、現地で古本屋さんを回っていわゆる郷土資料買ったり、写真撮ったり、現地の郷土資料館とか。ねぷた村っていうのがあるんですけどそこの職人さんの話を聞いたりとかさせていただいて自分の空想で埋めてた部分をちょっとずつ補完していったっていう感じですね。
2話の内容になりますが源内もが青森に降り立った際に現地の職人を見て「面白いな」・「こりゃ馳走だぜ。」というセリフがありましたね。
(西山)はい。自分自身がねぷた村に行ったあの感覚にちょっと近かったのかもしれない。実際に行って良かったなって。二回目も取材の目的で行ってそのときはもう1月だったんですけど。その年も雪は降ってはいたんですけどそこまで積もってなくてもし大雪だったらどうしたんだろう…って今振り返ると思います。ちょうど1月の正月明けた頃でそこで初めて岩木山の岩城神社というところに行ってやっぱりもうなんか…荘厳な雰囲気で。私は関西出身なので寺社仏閣は割とすごいのをたくさん見ていたつもりではあったんですけどちょっとまた雰囲気違うなって言う…なんて言うのかな?うーん。奈良はなんかのどかな印象で、京都はTHE・観光地っていう、もうテレビ越しに見たあの建物みたいな感じなんですけど。岩木山神社はちょっとしーんとした、重い空気が今でも感覚的に印象に残ってますね。東北も本当に青森の二回しか行ったことがないんですけど。やっぱりあれが冬の東北だなあっていうのが肌に感じましたね。
Rei先生も今年2月に青森に行かれたそうですがどうでしたか?
(Rei)大雪でした(笑)でもすごい面白かったです。結構旅行に行くのは好きなんですけど。すごい面白い旅行の一つになりました。私はそもそもがロシア出身なんですけどで日本に来てからまともな雪を3年間ぐらい見てなくて。最初に街に降りたときに時に「ああ、雪の匂いだ」って感じたんですよね。
(西山)あ~~~
雪の匂い、ですか
(Rei)第一印象がそうでしたね。青森に行ったそもそものきっかけは自分が描いているものを見たいっていうこともあったんですけど。青森県の浅虫温泉っていうところのカフェギャラリーでの母の木版画作品の展示があるっていう話があったからなんです。私も取材でちょっと行きたかったから「じゃあ一緒に行くか」っていう話で行くことになって青森・弘前・三沢の三箇所を回ってきました。雪といえばなんて言うんだろう。冬の海を青森で見たんですけど海で雪が降っているのって世界の果てみたいな所が無いですか?それを見て凄いステキだなと思って。
雪が降っている海なんてなかなか見ないですね。
(西山)そうですね。見たことないかもしれないです。
(Rei)すごい素敵ですよ。
しかも大雪ですもんね。見渡す限り大地が真っ白で…目の前には水平線が広がっていて…
(Rei)母がちょっと一日先に帰ったんですけど、夜中部屋から抜け出して海を見に行ったりして…
やりますね
(Rei)自分が今、青森の物語を描いているから知識はまだまだなんですけど街に降りた瞬間驚いたのはたくさん金魚のねぷたがあって…町中にとにかくいっぱいあるんですよ!
そうなんですか
(西山)そうなんです!私もびっくりしました。自分で書いてて。まあ地元の人も金魚ねぷたを知ってるだろうな、ぐらいの温度感だったんですけど駅降りたら結構いたるところに…
(Rei)普通に自分が思いもよらないときにポコポコっているんですよ!カフェに入ってもいるし。なんか幽霊みたいな感じで(笑)
(西山)(金魚の生まれない)冬とかにも季節関係なくいる、みたいな…。
(Rei)そうですね。
じゃあ、漫画が人気になったら青森に金魚侍の銅像がそこら中に建つといいですね。
(一同)ハハハハハハ!
(Rei)あとは自分がすごい意外なとこだと好きな作家さんが青森出身だったりとかしてて、文化的に面白い街だなって思いました。私は詳しくなかったんですけど、母は棟方志功(むなかたしこう)の版画が好きで、それも…何て言うんだろう?青森の作品ってざっくり言っちゃえばすごいパワフルで自由な感じがするんだけどあったかくて可愛いとこもあるんですよね。そこが不思議だなあっていうのと。青森現代美術館がやっぱり凄いなって思いました。奈良美智の作品だったり、『ウルトラマン』の成田亨(なりたとおる)とかの原画があったのも感動したし。いろんな作家さんいる一方でみんなにあまり知られてない隠れた大作家がいるのでそこが凄いステキだなーって言うのと。寺山修司記念館が三沢っていうところにあってその道中、タクシーに乗っていた時が一番大雪で湖のそばを通ったんですよ。そこはなんか白く「ポケ」って何もない場所で凄いステキだなって思って。ロシアでも雪は降るんですけど。あそこまでピュアできれいな雪は初めて見たかな…って思いました。三沢の湖に降る雪はなんかまた別の雪だなっていう感じはしたんですけどね。
どんな雪だったんですか?
(Rei)湿気が高いから雪の一粒一粒が大きくて、でも柔らかいっていうところと、あと普通に木に葉っぱが生えているところ、草の上からバーって降ってたりとか。木が枯れていないのがすごい面白かったなー。そうだ、ねぷた村にも行ったんですけど、すごい面白かったですね。ねぷた感動しました。青森と弘前のねぷたって別なんですね。形が変わってて。
(西山)弘前は扇形で。表と裏にあの絵がついて平面的というか。それで青森市の方の沿岸部の方のねぷたの方は立体型のような歌舞伎役者みたいな形ですね。
(Rei)そういう違いとかすごい面白いですよね。すごい、だからなんかいっぱい、自分が想像もしていなかった驚きがあって面白かったです。
青森で現地の方とのエピソードのようなものはありましたか?
(Rei)私は旅行先で現地の人が入るような小さいコーヒー屋さんに行くのが好きなんですよ。青森駅に結構近いんですけど10分~20分くらいかな、歩いてって「しもん」いうところがあるんですけど。そこのおじさんがすごい可愛い人で、なんか耳がすごい大きい人で…
(西山)耳が大きい人…?
(Rei)で、入るとなんかすごいごちゃごちゃ物があって。こけしをいっぱい集めているの。それと色んな形をしたポスト型の貯金箱がたっくさんあってそれを見ておじさんの世界が店内に作られているのを感じて。すごい良い人だなっていうので…。
(西山)カフェ…。あそっか。青森って確かコーヒーがかなり早い段階で普及したらしくて。明治以降。コーヒーはかなり早い段階で広まったみたいで、結構根付いているみたいですね。Rei先生は青森の方言はどうでしたか?
(西山)すごいかわいい…ですよね。…可愛いというより温かい感じがするかな?結構どこ行ったらいいんだろうっていうところで。なんか困ってはいないんだけど、どこ行けばいいのかな~って立っている時でもどっからか人が来て、「あそこだよ」って導いてくれるみたいな。
(西山)ええ~~
(Rei)はははは!なんかそういうところがおもしろかった!
あたたかいですね。
(Rei)うん。あとタクシーの運転手さんも面白かったです。乗るとガイドさんみたいにいろいろ説明してくれて。そこも良かったなあ。あと青森ってリンゴも有名なんですね。それも驚きました。
(西山)そうですね。
(Rei)タクシーさんが話すには昭和の時は青森駅のあたりはなにもなくて、全部りんご売り場だったって言ってました。おばあちゃんが箱詰めでリンゴを送るときに「どこに送るの?」って聞いたら「よく分かんないけど、東京っていうところに送ります」って言っててタクシーさんが「東京って首都じゃん」みたいな感じに言ったらおばあちゃんが「まあ、こっちからしたら(東京が)地方だよ」みたいな感じに言っていたという話しもお聞きして。
(西山)(青森は)昔、学生が多かったんですよ。軍都(ぐんと)って言われてるぐらいで、若い軍人さんが戦前・戦中にいました。今は日本中、地方の過疎化が進んでいる印象ですけど。昔の写真を見せていただくと全国的に、日本も各地が元気だったんだなっていうのはやっぱ伝わりましたね。りんごに関しては私が行った時も確か露天で木箱に入れてりんごが売られていて美味しかったです。
(Rei)あと猫がいました。ノラ猫っていうか飼い猫かな?飼い猫だけど普通にみんな散歩してたり、素敵ですよねそういうとこ。おんず食堂っていう。面白い居酒屋さんに「キキ」っていう魔女の宅急便にでてくる猫みたいなのがいて可愛かったです。話しは変わりますがやっぱり冬の素敵なところは、雪がすごい降ってるから服にいっぱい雪を積もらせて室内に入るじゃないですか。その入ってきた瞬間に衣服についた雪をみんなが掃うところが好きです。
(西山)はははははは
(Rei)分かんない?でもそれを見てるとあったかくなります。なんかその、「温まり」に入るっていうところが素敵だなって。
(西山)人が集まる場所が決まってるのかもしれないですね。外が寒いゆえに。
(Rei)はい。決まってるし。そこですごい温かい空間ができて素敵かなっていう気がしました。
(西山)ストーブの周りとか…確かにそういうイメージあります。
金魚侍では登場人物の杏も異国の血が繋がってるのではないかという展開ですし、たまたまRei先生もロシアの血が流れている。今回のご旅行も含め色んな縁が重なってできてきている金魚侍、次回が楽しみ・見逃せないですね。
(西山)そうですね。もうこれからどんどん盛り上がっていきます。現在2月23日。一話公開中ですけど、私は今三話のネームをガリガリと描いています。
(Rei)私は二話を描いています。
(西山)乞うご期待という感じで…。
西山先生・Rei先生、本日はどうもありがとうございました!
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