まんだらけ中野店 3F 本店2 【ラノベ】メリーさんも、美少女ならば怖くない？

都市伝説「メリーさんの電話」をご存知でしょうか。
捨てた人形から電話がかかってきて、最後は「あたしメリーさん。今あなたの後ろにいるの」という決め台詞で終わる、あの怪談です。
ほとんどの方が聞き覚えのある話だと思いますが、その人形を美少女化してみたらどうなるのでしょうか。
その結果が、この作品です。

「101番目の百物語」サイトウケンジ／涼香 MF文庫J

著者、イラストでピンときた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そう、「あかね色に染まる坂」でシナリオと原画をそれぞれ担当したコンビです。
サイトウケンジ氏はその他にも「祝福のカンパネラ」などのヒット作を持つ、実力は折り紙つきのシナリオライター。
その小説デビュー作となる注目の一冊です。

「どうして、電話に出なかったのですか？」

人形に追いかけられるシーンは背筋がぞくりとしました。
背後から迫る恐怖、安堵から突き落とされる絶望。
ジワジワと効く典型的な和のホラーを味わえます。
そこからどう美少女につながるのかは、読んでからのお楽しみです。
季節はまさに読書の秋、普段からラノベを読む方は勿論、読まない方にもお勧めの一冊です。
この機会に一冊、いかがでしょう？

今回ご紹介した作品は、中野店3階本店2にてお取り扱いしています。
ご興味のある方は是非お越しください。
皆様のご来店を、心よりお待ちしております。

(担当臼井)