まんだらけ中野店 4F 大予言クリシュナムルティの言葉を45冊

「真理は道なき大地であり、どのような方法、どのような宗教宗派によっても近寄ることは出来ません。(中略)
私が求めるのは、私を理解してくれ、自由で、私に追従せず、私を使って自分の獄舎をつくり出すことのないような、そういう人たちです。誰も外部からあなた方を自由にはしてくれません。
自分が不滅の存在であることは自分以外の誰も発見してはくれません。
私はこのことをゆっくり熟慮したあげく、自分が教団長である『星の教団』を解散します。別の団体を誰か他の人につくって貰うことは自由ですが、私はそれと関係を持ちたくはありません。私の関心事はただひとつ、人間を絶対的に、無条件に自由にするというころです」

クリシュナムルティが神智学協会会長兼養母のアニー・べサントはじめとする3000名の崇拝者たちを前に1929年に行った有名な解散スピーチ。
教団を離れてからオルダス・ハックスレーの勧めもあって書き出した著作や世界各地で行われた講話の数々は教団時代のオカルトちっくな雰囲気とは違い知的で胡散臭さのないすてきなものばかり。

今回ご紹介するのは日本におけるクリシュナムルティ紹介の第一人者、高橋重敏さん責任編集のクリシュナムルセンタ－の年4回発行の会報誌です。
87年創刊なのでその後に出版された単行本との重複もありますが、未紹介のテキストを掲載する、というスタンスの会員しか入手できなかった非売品冊子(だいたい45P前後)なのでクリシュナムルティを愛する方でもお持ちでない方は多いのでは？

不揃いですが状態も良好で数もまとまっているのでお探しの方はお見逃しなく。