2008/10/10 21:00掲載
まんだらけ 福岡

【10月テーマ:三国志】第二回 横山光輝「三国志」文庫版全巻セット


三国志漫画、いや…「三国志演義」を語るには、『コレ、絶対読んでないとダメ!!』と云われるものが存在する。
もはや、「三国志の聖書(バイブル)」としてその地位に君臨する、横山光輝氏による「三国志」「三国志」には、演義と正史が存在する。
正史は歴史書であり、演義は我々のような一般層に親しまれるようにと、若干の脚色、物語性を持たせたものであり、正史とは異なる部分が多々ある。
演義の特徴として、蜀・劉備が正義であり、魏・曹操が絶対悪。正義に組みする蜀の軍師・諸葛亮は、完全無敵の天才軍師として描かれ、物語も蜀中心に進む。
劉備・関羽・張飛の義兄弟が、桃園で兄弟の契りを交わすシーンや、呂布と董卓の間柄を云々して云々やった(←説明すると長くなるw)絶世の美女・貂蝉の存在などは、全て演義だけの事柄であり、事実ではない。
また、その多くが「諸葛亮が死んだ時点で三国志が終了」すると云った、三下扱いの姜維涙目…というより、司馬氏の立場ナッシングなトコロも似通っている。
例に漏れず、横山光輝氏の三国志も、演義の流れを素直に書いており、演義を知るに於いては、読んでおくべき名作であり、非常に分かり易い。
小学校の時の図書館で、唯一置いてあったマンガがコレだった、っていうガッコもあるし、まず三国志に慣れ親しむコトに於いても、やっぱり必須のコミックと云えよう。
さて、文庫版とはいえ、全巻揃って入荷する事は珍しい!!
この三連休に併せて、お出し致します。

大いに読むがよろし。

<三国志歴史が3分で分かる小話 第二回・虎牢関の戦い>

黄巾の乱が終わっても、乱世は終わらず、まだまだ始まったばかりである。
この乱の混乱に乗じて、董卓が帝を奪取。小帝をヌッコロし、献帝を帝に立てて、好き放題のやりたい放題。
とにもかくにもやるコトは非道極まりなく、勝手に遷都は当たり前、男は殺して当然。女は犯して当然。
墓は暴くわ、税は高いわ、酒池肉林は作るわで、袁紹を盟主にその辺の名前が通った武将達が協力して、董卓さんを潰しましょうと集まって戦ったのが「虎牢関の戦い」と云われるもの(正確には違うけど、長くなるw)
まあ、色々あって、結局董卓さんは、義息子・呂布の裏切りに遭い、暗殺される。
この戦以降、頭角を現してきた各武将達が、それぞれの領土を守る(増やす)為に、目立ってくる。
三国志として面白いのは、ココらへんであると私は思う。


(担当 矢口)

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