まんだらけ中野福満しげゆき先生ごめんなさい! いまその本は4000円買取です

今週号のモーニング「僕の小規模な生活」を何気なく読みビックリしました。
できれば本誌を読んでもらいたいのですが、どういった話かというと、ネットオークションにて自分の過去作品をまとめた限定本が高額で落札されているのを見た福満先生が、それならと思って中野の某店の買取に持ち込んだところ650円といわれてガッカリした・・・というものです。

「中野の某店」? そりゃうちだ! まんだらけ中野店じゃないですか! 椅子から飛び上がって驚きました。

作中出てくるその福満先生の過去作品集は、幻堂出版がおととしくらいに発行した「10年たって彼らはまた何故ここにいるのか」。アックス以前の初期の作品がまとめられている本です。
タコシェさんで取り扱っていましたので、目にした方も多いかと思います。発行当時コミックのスタッフの間で話題になり、たしか発行当時強化買取をかけた覚えがあります。

そう、まんだらけ中野店ではどこよりも福満先生の作品を高く買い取ってきた歴史があります。採算度外視の強化買取を我々のコトバで「トップ買い」と呼んでいるのですが、過去4回、福満先生の作品が選ばれています。

エスカレータ上がってすぐ左手の買取処の横断幕に「○○○○、700円で買取します!」とかかれているのを見た人もいるかもしれません。あれが「トップ買い」です。
ちなみにいまは谷口ジロー「孤独のグルメ」新装版がトップ買い中ですね。

主人公のダメさが話題になった「僕の小規模な失敗」。
異端エロまんが(ロケット型巨乳娘多数)「やっぱり心の旅だよ」。
大メジャー講談社からの「僕の小規模な生活」。
そして「10年たって彼らはまた何故ここにいるのか」。

都合4回もトップ買いしてる作家さんなんてまずいません。タコシェさんが同じフロアにあるからかもしれませんが、中野店でそれだけ売れる作品であり探求が多いということの証でもあります。

「10年たって彼らはまた何故ここにいるのか」は確かにちょっと前まで650円買取でしたが、先週スタッフ間で値段を調整したばかりなんです!! なんと間が悪い! いまは650円買取ではなく4000円買取です!

ていうか奥さんが買取にきてたなんて! 何で僕買取に当たってないんだろう? とメチャクチャがっかりしましたよ!
「あやまれクソブタ!」といったりするのか・・・と考えただけで舞い上がりそうです!

それでは蛇足ながら現在も強化買取続行中の福満作品の買値一覧です。

青林工藝社: 「僕の小規模な失敗」・・・650円
「やっぱり心の旅だよ」・・・650円
「カワイコちゃんを2度見る・・・650円
「まだ旅立ってもいないのに」・・・650円
「生活」・・・700円
双葉社: 「うちの妻ってどうでしょう?」・・・400円
講談社: 「僕の小規模な生活」・・・400円