宇宙全史

宏史

2020/1/7 No.424

虚空蔵55様
みわ様
五井先生
月詠之大神様
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
昨年は非公開情報12でご回答頂いたりと大変お世話になりました。
ありがとうございました。
新年早々でお忙しい中申し訳ありませんがいくつかご質問したくお願い致します。


@自分の成長を実感できていない中ではあるので恐縮ですが今年も私の過去生、天命、出身惑星、集合魂について開示許可が降りるかどうか審査していただけないでしょうか。お願い致します。


A宇宙全史で言う「永遠」というのは「実存」=「真我」のことを指していると思っているのですがそういう理解でよろしいのでしょうか?


B「深遠」は「実存」を超えた先にあるところを指していたと思うのですが、
仏陀様と遊撃手様の二人しか到達しなかった所が「深遠」なのでしょうか?
それとも「深遠」のその先にまで至ったのが二人だけということなんでしょうか?


CNo.3899のスーザン様への回答にあった螺子輪宝宇宙を支配(管理)する存在とNo.3385のRIE様への回答にあった完全覚醒者すらも遥かに凌駕する「存在」は同じものを指しているのでしょうか?


D螺子輪宝宇宙はありとあらゆるすべてを包含した顕現における最大の構造体でこれ以上のものはないと考えていいのでしょうか?
それとも螺子輪宝宇宙をも超えるなにか巨大な顕現における構造体がまだあるのでしょうか?


E螺子輪宝宇宙を維持し動かしているエネルギーは螺子輪宝宇宙内の各宇宙から生産されるエネルギーであってるでしょうか?
それとも螺子輪宝宇宙を支配(管理)する存在や何か外部からのエネルギーの供給があるのでしょうか?


F螺子輪宝宇宙にも「因果律」はあると思うのですが螺子輪宝宇宙の「因果律」を作ったのは螺子輪宝宇宙を支配(管理)する存在と考えてよろしいのでしょうか?
それとも地球の「因果律」が複数の神々によって作られたように上位の複数の管理者から作られたのでしょうか?


GNo.3385のRIE様への回答にあった

完全覚醒者さえも

管理され

支配され

コントロールされる

とありましたが
完全覚醒者を管理する「それ」すら超えたというか「それ」の管理・支配から逃れた覚醒というものはあるのでしょうか?
もしそういった覚醒があったとしてそれが究極の覚醒でしょうか?


H宇宙全史別巻2「誰が地球に残るのか」のP268での虚空蔵55様と月詠之大神様とのやりとりで

●国が潰れようがどうしようが支配してはダメなんでしょうか

「そうよ」

とありましたが完全覚醒者を管理・支配する「それ」との矛盾を感じます。
上記のやりとりから「支配」というのを月詠之大神様は否定的におっしゃっているのに、「それ」は「支配」を行っているのはなぜなのでしょう?
月詠之大神様と「それ」との意見の相違と言っていいのかわかりませんがそういった齟齬を感じます。
私の解釈の仕方が間違っているためなのかとも思いましがよくわかりません。
ご指導のほどお願いします。


I仏陀様は螺子輪宝宇宙内にも存在しないのでしょうか?
もし存在するならオーム宇宙のように段階が低く仏陀様の慈悲が必要とされる別の宇宙にいるのではないかと推測しますがどうでしょうか?


J宇宙全史1のP152で

このように科学的にも精神的にも地球人類より遥かに高度に進化した方たちであっても、単純に「応援のため」「フォローのため」というだけでなく、ご自分たちの糧となる学びがそこにあるゆえに地球におられるという事があるのです。

クヌードの方たちも確認しました。彼らは「かたくるしさ」という波動を少しお持ちのようで、少し気楽にというわけではないのですが、せめてもう少しユーモアという感覚を波動に含ませてもいいのかなという学びでしょうか。

地球の総監督、UMUの一員であられる仏陀にもお聞きしました(この際もうこわいもの知らずです)。

「あなたにとってこの地球での学びは何でしょうか」

仏陀「もっと慈悲、もっともっと慈悲を」

とありましたのでクヌード様や仏陀様のように完全覚醒者がさらなる進化を目指す場合顕現の世界に降りて学びをするというようなセオリーがあるのかなと思ったのですがあってるでしょうか?


K宇宙全史1のP54のニサルガダッタ様の言葉で

「しかし認識そのものも実はないんじゃよ」

とありニサルガダッタ・マハラジ様の本を読んで疑問に思ったのですが
認識以前の「それ」はどうやって「それ自身」に気づいたのでしょうか?
認識がないなら気づきようがないのではないのかと不思議に思います。
そもそも一体何が「それ」に気づきをもたらしたのでしょうか?
考えれば考えるほど不思議で答えが出ません。


LNo.3207のワンオーワン様への回答で

●そうでもないのです。「意図」は意識から出て来るもので、その時点で既に二元性を持っています。ギリギリ二元性を発現していないのが「意識」です

●ニサルガの概念自体がよく整理されていません(或いは翻訳がうまくいっていないかも知れません)。
すでに書きましたが「意識」は二元性を孕んでいます。

上記のように答えられていましたが私は「意識」は完全に二元性のものだと思っていました。
"ギリギリ二元性を発現していないのが「意識」"と"「意識」は二元性を孕んでいます。"という部分に引っかかりをおぼえます。
二元性を孕みつつギリギリ二元性を発現していないというのはどういう意味なのかよくわかりません。
ギリギリ二元性を発現していないということは一元性だと思うのですが、「意識」が一元性というのもよくわかりません。
ニサルガダッタ・マハラジ様の本「意識に先立って」のP166で

この「意識」が襲いかかる前の状態に戻りなさい。

とあり本の中の別の箇所でも時々同じように意識以前の状態のことを語っているので私は「意識」のある状態と無い状態の二元性だろうと思ってました。
私の乏しい理解力ではわからないので申し訳ありませんがご指導のほどお願いします。

ちなみに「意識」についてなのですがニサルガダッタ・マハラジ様の本「意識に先立って」のP177で

質問者 マハラジが意識という言葉を使うとき、それはどういう定義ですか?

マハラジ ここで使われている意識は、この生きて、存在しているという感覚、存在感のことだ。それはあらゆる願望の源泉と原因である存在の愛なのだ。

上記のように書かれていたのですが「意識」はそのような理解でよろしいのでしょうか? 


MEO様の著作「バナナを創った宇宙人」のP90で

この銀河系でも、遠い過去には、銀河系の連合に参加している種族間で、
取り決めた条約に違反したものに対して、「別の宇宙への追放」を行った事が
幾度かあるのだが、そのたびに、全く予測不可能な形で、宇宙のどこかが
歪んで、エネルギーの不均衡から「異変」が生じたのだった。
(中略)
それ以前にそもそも宇宙の質量が決まっている以上は、
どう形を変えても、厳密には、「どんな迷惑な種族や個人も消去できない」
という「現実」の前では、銀河系の多くの種族は、
それを「隔離する」以外には、なすすべがなかったのが、現状である。

とありました。
「追放」や「消去」で宇宙が歪み「異変」が起きてしまうのなら完全覚醒者が宇宙からの卒業・離脱するたびにこの宇宙が歪み「異変」が起きてしまうのではないかと思ったのですがどうでしょうか?
200数名すでに完全覚醒者が出ていることを考えるとその分のエネルギーの不足分と言うかエネルギーの不均衡はどうなっているのかも疑問に思いました。
ご指導のほどよろしくお願いします。


散逸的で拙い文章拙い内容の質問で申し訳ありません。
お忙しい中申し訳ありませんがお答えいただければ幸いです。
とうとう2020年東京オリンピックの年を迎え東京オリンピックという指標がどうなるのか、大きな崩壊がついにきてしまうのか、不安を覚えます。
恩寵のおかげでいまこうしていられるのはとてもありがたいです。
できればアセンションの波に乗り災厄の少ない世界へ行けたらと思います。
長文乱文失礼しました。
今年もどうかご指導ご鞭撻のほどどうかよろしくお願い致します。

2020・1・1

宏史様

確かに長い質問ですね。
それでも答えがいのあるメールです。
現在の状況で許される限りは答えておきたいと思います。


@    自分の成長を実感できていない中ではあるので恐縮ですが今年も私の過去生、天命、出身惑星、集合魂について開示許可が降りるかどうか審査していただけないでしょうか。お願い致します。

審査も何も今は、ほとんどお答え頂けない状況になっています。
現在出版され続けている「質疑応答」シリーズをお読みになって、ご自分とすり合わせを行うことでほぼ解消するはずです。
そこに掲載されている質問者の方たちは、あなたより境遇が上位にあったから答えてもらっていたという訳ではなく、キチンとしたパターンがあり、

@    事実を明らかにされても耐えられるかどうか
A    今後の皆さんの学びになるようなデータであるかどうか
B    地球界におけるあらゆる(転生や天命の)パターンを網羅するため
C    降ろすことでよりエゴを肥大させないか

おおよそこうした条件で降ろされていました。
ですから大概の方の前世や天命、集合魂の有様などは、あの「質疑応答」が全巻出され、読み尽くしたらクリア出来るようになっています。
「でもそんなもので何十億の人たちのパターンが読めるのでしょうか」と思われるかも知れませんが、あらゆる占術と同様で、人間の基本的なパターンは非常にシンプルなのです。
それが複雑に見えるのは、ひとえにエゴのなせる業、或いは人の視野の狭さによります。

あなたには確かに過去世やその他のものが明かされいませんが、それでも通常は知り得ないこと、誰にも教えてもらえないことをたくさん答えて頂いているはずです。
そこから学ぶことはまだまだ残っているのではないでしょうか。


A    宇宙全史で言う「永遠」というのは「実存」=「真我」のことを指していると思っているのですがそういう理解でよろしいのでしょうか?

違います。
私は「永遠」という単語をほとんど使用していないはずですが、どこで使用した「永遠」のことでしょうか。
それにより答えが違ってきますので教えて下さい、


B    「深遠」は「実存」を超えた先にあるところを指していたと思うのですが、
仏陀様と遊撃手様の二人しか到達しなかった所が「深遠」なのでしょうか?
それとも「深遠」のその先にまで至ったのが二人だけということなんでしょうか?

私が「深遠」もしくは「深淵」という言葉を使用する時は、場所ではなく「形容詞」として使用しています。
「実存(真我)」はこの宇宙を含む、あらゆる現れの世界の根源ですから、「そこを超えた先にあるところ」というものを指し示す言葉は存在しません。
仏陀が実存を超えたといういい方は事実ではあるのですが、「抜けた」といった方が正確かも知れません。
「抜けた」存在の中に遊撃手もいますが、それは確かに私の仲間ではありますが、私ではありません。
そして「抜けた」後その二つの存在がどうなったのかは、今ここでは語れない内容になっています。
いつか皆さんがそういう境涯にたどり着くことが出来ましたら、きっとお話しできるでしょう。


C    No.3899のスーザン様への回答にあった螺子輪宝宇宙を支配(管理)する存在とNo.3385のRIE様への回答にあった完全覚醒者すらも遥かに凌駕する「存在」は同じものを指しているのでしょうか?

違います。
螺子輪宝宇宙を管理する存在は実存(真我)より下位にある存在です。
下位といういい方は一寸微妙なのですが、分かりやすくするためにそういっておきます。

私たち(月読之大神と私ですが)は、真我を超えた存在を「それ」と呼んでいます。
それは存在ですらないので、何とも指し示す言葉がないのですが、とりあえず「それ」と呼んで代用しています。


D    螺子輪宝宇宙はありとあらゆるすべてを包含した顕現における最大の構造体でこれ以上のものはないと考えていいのでしょうか?
それとも螺子輪宝宇宙をも超えるなにか巨大な顕現における構造体がまだあるのでしょうか?

難しい質問です。
難しいというのは、どう伝えたらいいのかというところなのですが、それが宇宙全史ですので、じっくり描いていくしかありません。
シンプルにお答えすると、螺子輪宝宇宙のような巨大構造は、おそらく無限に近く存在します。
私に伝えられたビジョンは「それは無限に存在する」というものでしたが、私がまだ「無限に存在する」という意味を理解出来ていないので、とりあえず「無限に近く」と表現しています。
ただあなたが慎重に書いておられるように「なにか巨大な顕現における構造体が」という部分では、

「形として顕現しているもの」の世界においては、ほぼ螺子輪宝宇宙と同じような構造のものが、ほぼ無数存在しています」

現状私たちが認識できる形を持つものにおける最大の構造物は、この螺子輪宝宇宙が限界です。
その先はこのBBSでは語ることは許されていません。


E    螺子輪宝宇宙を維持し動かしているエネルギーは螺子輪宝宇宙内の各宇宙から生産されるエネルギーであってるでしょうか?
それとも螺子輪宝宇宙を支配(管理)する存在や何か外部からのエネルギーの供給があるのでしょうか?

部分的にその通りです。
外部からのエネルギーの供給もありますが、エネルギーの形態といいますか、波動といいますか、そういうものが供給体と収奪体では全く異なります。


F    螺子輪宝宇宙にも「因果律」はあると思うのですが螺子輪宝宇宙の「因果律」を作ったのは螺子輪宝宇宙を支配(管理)する存在と考えてよろしいのでしょうか?
それとも地球の「因果律」が複数の神々によって作られたように上位の複数の管理者から作られたのでしょうか?

螺子輪宝宇宙の因果律の管理は、その管理者によって行われています。
またその因果律を定めたものは、あなたがおっしゃるように「その上位の存在」が定めています。ただそれを「地球界における神々」という例えでは不正確になりますし、間違ったビジョンを持ってしまうかも知れません。


G    No.3385のRIE様への回答にあった

完全覚醒者さえも

管理され

支配され

コントロールされる

とありましたが
完全覚醒者を管理する「それ」すら超えたというか「それ」の管理・支配から逃れた覚醒というものはあるのでしょうか?
もしそういった覚醒があったとしてそれが究極の覚醒でしょうか?

私はその究極の覚醒を知りません。
またその覚醒(それを覚醒というのかどうかも知りません)を果たした存在がいるという事も知りません。
この領域までの質問が寄せられるとは思っていませんでしたので、あまり用意はしていなかったのですが、出来るだけ今答えられる限りはお答えしていこうと思っています。
またこの宇宙全史のワークの求めるところが、そこにあるのも事実です。


H    宇宙全史別巻2「誰が地球に残るのか」のP268での虚空蔵55様と月詠之大神様とのやりとりで

●国が潰れようがどうしようが支配してはダメなんでしょうか

「そうよ」

とありましたが完全覚醒者を管理・支配する「それ」との矛盾を感じます。
上記のやりとりから「支配」というのを月詠之大神様は否定的におっしゃっているのに、「それ」は「支配」を行っているのはなぜなのでしょう?
月詠之大神様と「それ」との意見の相違と言っていいのかわかりませんがそういった齟齬を感じます。
私の解釈の仕方が間違っているためなのかとも思いましがよくわかりません。
ご指導のほどお願いします。

あなたのおっしゃる通りです。
これはおそらく「100万円」の本の冒頭で語られる内容でしたが、時期が来ているのでしょうか、質問があったという事も含めて簡単にお答えしておきましょう。

月読之大神や天之御中主之大神といった宇宙神は、いわば派遣社員のような存在です。
その意味は、この宇宙で育って、進化し大きくなって、オーム宇宙の管理が出来るようになったという事ではなく、そもそもがもっと上からの派遣で、どちらかといいますと中間管理職といった立場にあります。

これまで秘されていた虚空蔵55に対する月読之大神のお言葉です。

月読之大神「あなたはこちら側の存在だね」

これはその前に色々「100万円の本」の内容を収録していた時の発言でした。
この「こちら側」という言い回しには複雑な意味が含まれています。
それは…

うーん、やはりこれ以上は書くことは許されないようです。
非公開情報なら少し許される部分がありますので、そちらで書いてもいいのですが…が、果たして時間があるかどうかです。
「エゴ」の本は出来るだけ早く書きたいですしね。
「時間」の本も仕上げたいですし…「漫画」も描きたい…
私には宇宙全史以外に二つの大きな目標があります。
一つはハワイ・アイアンマン・トライアスロン世界大会での優勝、もう一つは生涯に納得できる漫画を一作でいいから描き上げたいというものです。
これは本当に私の個人的な「エゴの範疇の」目標ですが、多少なりとも宇宙全史のワークに関わるなら、実現する可能性は残されているだろうと思っています。

要はエネルギーが戻るかどうかですが、昨今また(あのおバカトランプのせいで)世界情勢が危うくなってきていますので、みわも私もエネルギーが枯渇する方向に向かっているのは確かです。


I    仏陀様は螺子輪宝宇宙内にも存在しないのでしょうか?
もし存在するならオーム宇宙のように段階が低く仏陀様の慈悲が必要とされる別の宇宙にいるのではないかと推測しますがどうでしょうか?

存在しません。


J    宇宙全史1のP152で

このように科学的にも精神的にも地球人類より遥かに高度に進化した方たちであっても、単純に「応援のため」「フォローのため」というだけでなく、ご自分たちの糧となる学びがそこにあるゆえに地球におられるという事があるのです。

クヌードの方たちも確認しました。彼らは「かたくるしさ」という波動を少しお持ちのようで、少し気楽にというわけではないのですが、せめてもう少しユーモアという感覚を波動に含ませてもいいのかなという学びでしょうか。

地球の総監督、UMUの一員であられる仏陀にもお聞きしました(この際もうこわいもの知らずです)。

「あなたにとってこの地球での学びは何でしょうか」

仏陀「もっと慈悲、もっともっと慈悲を」

とありましたのでクヌード様や仏陀様のように完全覚醒者がさらなる進化を目指す場合顕現の世界に降りて学びをするというようなセオリーがあるのかなと思ったのですがあってるでしょうか?

そんなセオリーはありません。
完全覚醒者というのは、その有様もその存在も全き自由です。
もし彼らが地球に降り立つことがあるというなら、それは慈悲以外の何ものでもありません(遊撃手はちょっと違いますが)。


K    宇宙全史1のP54のニサルガダッタ様の言葉で

「しかし認識そのものも実はないんじゃよ」

とありニサルガダッタ・マハラジ様の本を読んで疑問に思ったのですが
認識以前の「それ」はどうやって「それ自身」に気づいたのでしょうか?
認識がないなら気づきようがないのではないのかと不思議に思います。
そもそも一体何が「それ」に気づきをもたらしたのでしょうか?
考えれば考えるほど不思議で答えが出ません。

「それ」は「それ自身」に気づいてはいません。
「それ」に気づくには、「それ」から離反する以外にないのです。
ニサルガは「それ」が「それ自身」を認識しているとはいっていないはずです。
「それ」に気づくのは、完全覚醒した「私」です。
ここで思い出して頂きたいのですが、ニサルガの実存は月読之大神が確か「過渡期的なもの」とか何とか仰っていましたよね。
今正確な言葉が思い出せないのですが、あの時のニサルガの境涯は、真我そのものではなく、そのほんの一歩手前にありました。
例えばEOはその3歩手前位で、どっぺんさんは1000歩手前位の関係性です。
しかしEOくらいになりますと、そこはもう完全覚醒者としての位置づけに入ってしまいます。
そこで再度確認しますと、「それ(この場合は真我です)」に気づいているのは、確かにニサルガですが、そのニサルガは「ほぼ真我」の状態のニサルガなのです。
この「ほぼ」が「それ」に気づいているのです。
しかし完全に真我に入ってしまいますと、その認識はもちろんなくなります。


L    No.3207のワンオーワン様への回答で

●そうでもないのです。「意図」は意識から出て来るもので、その時点で既に二元性を持っています。ギリギリ二元性を発現していないのが「意識」です

●ニサルガの概念自体がよく整理されていません(或いは翻訳がうまくいっていないかも知れません)。
すでに書きましたが「意識」は二元性を孕んでいます。

上記のように答えられていましたが私は「意識」は完全に二元性のものだと思っていました。
"ギリギリ二元性を発現していないのが「意識」"と"「意識」は二元性を孕んでいます。"という部分に引っかかりをおぼえます。
二元性を孕みつつギリギリ二元性を発現していないというのはどういう意味なのかよくわかりません。
ギリギリ二元性を発現していないということは一元性だと思うのですが、「意識」が一元性というのもよくわかりません。
ニサルガダッタ・マハラジ様の本「意識に先立って」のP166で

この「意識」が襲いかかる前の状態に戻りなさい。

とあり本の中の別の箇所でも時々同じように意識以前の状態のことを語っているので私は「意識」のある状態と無い状態の二元性だろうと思ってました。
私の乏しい理解力ではわからないので申し訳ありませんがご指導のほどお願いします。

ちなみに「意識」についてなのですがニサルガダッタ・マハラジ様の本「意識に先立って」のP177で

質問者 マハラジが意識という言葉を使うとき、それはどういう定義ですか?

マハラジ ここで使われている意識は、この生きて、存在しているという感覚、存在感のことだ。それはあらゆる願望の源泉と原因である存在の愛なのだ。

上記のように書かれていたのですが「意識」はそのような理解でよろしいのでしょうか? 

いよいよ核心をついて来ましたね。
意識についてです。
私たちは様々な単語を曖昧なまま使い続けています。
とくに精神的な関連ワードには基本的に曖昧さがつきまとうものです。
その中でも基本中の基本である「意識」には注意を払わなければなりません。

宇宙全史における「意識」の定義です。

@    「意識」とはこの現れの宇宙における根源的なエネルギーである。

A    「意識」は真我から最初に染み出たもので、その出た瞬間に二元性を発現する。

B    オーム宇宙における原初の二元性は、意識が陰陽に分かれた時に発現したとする。

C    陰陽に分かれた意識(エネルギー)は、確かに二元性を構築し続けるが、それが陰であれ陽であれ意識自体はあくまでも二元性の範疇にはないともいえる。

D    原初のオーム宇宙における陰陽の配分は、若干陰が勝っていた。

大体こんな感じです。
「意識」の定義は、通常人間界では「人間の意識」とか「もうダメだ、この人は意識がないよ」とかで使用され、人間の自覚作用のようなものと思われていますが、本当の意識は、宇宙に遍満するエネルギーであり、全ての源であるのです。
それをまた愛と表現しても間違いではないのですが、人間界における愛の使用法が間違っているため推奨は出来ません。
ただ意識自体に二元性はなく、陰陽に分けたために二元性が発現しています。
そしてその意識が二元性の中で目的を持ち、方向性を示すとき、それを意図と呼びます。


M    EO様の著作「バナナを創った宇宙人」のP90で

この銀河系でも、遠い過去には、銀河系の連合に参加している種族間で、
取り決めた条約に違反したものに対して、「別の宇宙への追放」を行った事が幾度かあるのだが、そのたびに、全く予測不可能な形で、宇宙のどこかが
歪んで、エネルギーの不均衡から「異変」が生じたのだった。
(中略)
それ以前にそもそも宇宙の質量が決まっている以上は、
どう形を変えても、厳密には、「どんな迷惑な種族や個人も消去できない」
という「現実」の前では、銀河系の多くの種族は、
それを「隔離する」以外には、なすすべがなかったのが、現状である。

とありました。
「追放」や「消去」で宇宙が歪み「異変」が起きてしまうのなら完全覚醒者が宇宙からの卒業・離脱するたびにこの宇宙が歪み「異変」が起きてしまうのではないかと思ったのですがどうでしょうか?
200数名すでに完全覚醒者が出ていることを考えるとその分のエネルギーの不足分と言うかエネルギーの不均衡はどうなっているのかも疑問に思いました。
ご指導のほどよろしくお願いします。

EOは確かに完全覚醒者予備軍のお一人ですが、完全覚醒者だから世界の何でも正確に知っているかといいますとそうではありません。
彼のお話しを一つの寓話として読み解くのはいいのですが、そのまま鵜呑みにするのはちょっと違います。

オーム宇宙のような宇宙において、質量(エネルギー)の増減は普通にあります。
そもそも銀河系の中心からは膨大な質量(エネルギー)が湧いて出て来ています。
「宇宙全史」第一巻で書いていたような気もしますが、私たちの銀河系は一般的に科学ではその形からして「渦を巻いている」といっていますが、実際は渦など巻いておりません。
あれは銀河の中心にブラックホール(この場合はホワイトホールです)があって、そこから莫大なエネルギー(質量)は放出されているのです。
その結果が銀河系の形になっています。
なぜ渦を巻いているような形になっているのかは詳しくは教えてもらえていないのですが、そこは「中心からエネルギーが出ている」ことが分かれば、今の科学でも割と簡単に解明できるでしょう(だから教えてもらえなかったんだと思います。何でもかんでも教えてくれるかといいますとそういう訳でもなく、ある程度地球の科学者たちのやりがいや努力の結果やというものは重要視されます)。

そういう訳であちこちからこの宇宙にはエネルギーが流入しているのが現状です。
また流出もありますから、オーム宇宙だけでいいますと「エネルギー保存則」というのは成り立っておりません。
しかし皆さんは既に「螺子輪宝(ねじりんぼう)宇宙」という壮絶なビジョンをここで知ってしまったわけです。
この螺子輪宝宇宙の範囲では、一応エネルギー保存則は保たれていると考えていいでしょう(ちょっと曖昧なのは許してください)。
つまり銀河系の中心から出て来る質量は、どこから来るのかという質問の答えは、螺子輪宝宇宙のどこか他の宇宙からというのが答えです。

ですからあなたが心配されるような異変や歪みはありません(別な形では存在していますが)。
ましてや今回はアンドロメダ(みわの大元ですが)が星雲ごと完全覚醒に向けて動いていますから、たかが200人の完全覚醒者のエネルギー量など大したことはないのです(これまだ言っていませんでしたっけ?)。

ただ完全覚醒に関しましては、おそらくあなたはそのうち気づくかもしれませんが、まだ色々事情が秘されていることも事実です。

2020年になっていよいよ宇宙全史における核心部分が明らかにされ出しましたね。
時期もそうでしょうが、ここをご覧になる方たちの境涯も一定レベルに上がって来たのだと思います。

皆さんの一層の研鑽祈っております



虚空蔵55

虚空蔵55

2019/11/1 No.423

先日NHKのBSで「大廃業時代」というドキュメントをやっていました。

日本の中小企業の現状がそこで浮き彫りにされ、今や毎年4万社以上の企業が廃業に追い込まれています。
かつてなかった数字で、多くのこうした潜在した景気指数的なものが隠蔽されたまま、日経平均株価は高値で浮ついています。

それはベースに私たちの預けたお金で株を買い支えているという構図があるのですが、そのつけは当事者の政治家や官僚ではなく、私たちがそのうち支払うことになるので、踏んだり蹴ったりの目に会うのはやはり私たちなのです。

投資家たちは薄々気づいていますが、儲かればよいという基本動機は低いレベルで陰始に加担してしまう魂となってしまっています。
日本国の借金は既に1千兆円を超え、国民一人当たり(赤ちゃんを含めても)8百万円の借金を抱え、15歳以上を働ける人口として計算しても、一人あたり1331万円の借金を引き受けていることになります。

こんな国が将来的に栄えていく可能性があるはずがなく、その崩壊ポイントはオリンピックを待つまでもなく既に臨界点をむかえています。

人類数億年の歴史の中で多少のゆらぎはありますが、月読之大神が決定事項として降ろされている現実が揺らぐことはないのです。

せめて「エゴ」の本が出るまでは臨界点をむかえることのないようにお祈りください。


質疑応答15が遅れていますが、何とか今年中に出したいと思っています。

SO&SO

2019/9/7 No.422

frashusparku様
お問い合わせいただいた、どっぺん様へのご連絡方法についてですが、下記サイトからコンタクトをとられるのは如何でしょうか。ご確認のほど、よろしくお願い致します。

─ ブログ・どっぺん ─
https://www.doppen1959.com/