中津先生によるレコード音楽の勉強でした。
私自身、レコードを触ったことはありますが、見たり聞いたりするのは初めてでしたので、とてもいい経験になりました。
同席していた吉田さん曰く、レコードの外側の円周部分は音質が良く、針が中心部に行くほど音質が悪くなるそうです。中津さんも初めて知ったようでした。
個人的にこの事について調べてみると、1回転する時に、レコード針のたどる距離は外側の方が内側よりも長くなるため、より売り出したい曲は音質の良い最初のほうに収録する、とのことでした。
お話の中で印象的だったのが、中津さんが21歳の頃、フランスに行った時に購入した「黒人女性が表紙のレコード」のお話です。
フリマのようなイベントに参加した時、当時は(今は違うかもしれませんが)アジア人であった中津さんには、人種差別的な意味でレコード等を売ってくれなかったようです。
ですが、1人の黒人の方が路上でレコードを売っているところを見つけ、そのレコードに一目惚れをし、沢山交渉をしたとところ、ジャケット買いに成功した!という思い出話も面白かったです。
収録されていた曲もとても良く、思い入れのあるレコードだという事がよくわかりました。
高垣