スラムダンク世代と現代の日本バスケでは、個々のプレイヤーに求められる能力が上がっているという話が興味深かったです。例えばスラムダンクでは三井だったら3Pシュート、花道だったらリバウンドなどそれぞれのポジション毎に求められるものがありましたが、現代の日本のエース八村塁はスラムダンクでいうところの流川・花道・三井の能力を兼ね備えつつ2mを超える長身+驚異的なバネというスーパーなオールラウンダーということでした。また、プロリーグの発足とともに目指すものも変わってきたという話で、スラムダンクの頃は日本代表になることがゴールという描写でしたが、現代では日本でプロリーグができたことや、日本人でもNBAを目指すことに現実味がでてきたことなどがありました。
また、当日は日本vsオーストリアの試合を観ましたが、この試合が強豪のオーストリアと最後まで競合って勝利するという大変盛り上がる試合で、スラムダンクに例えるなら湘北vs山王戦といった趣きで、かなり見応えがありました。試合結果が湘北vs山王戦と同じ79-78であり、痺れました。
スクール後に個人的に仁田さんに日本代表戦のDVDも借りて、中学高校とバスケ部だった頃のバスケ熱が蘇るスクールでした。
長谷川拓