まんだらけ麻雀部設立実現に向けての第一歩、そんな企画と自分の中で勝手に解釈し、期待感いっぱいで参加させていただきました。
内容としては、雀士、桜井章一さんの格言を元に麻雀とは人生そのものということを学び、参加者のうち経験者(自分、神作さん、松本さん)の麻雀を始めたきっかけ、また、未経験である参加者視点の麻雀に対する印象だったりのディスカッション、続いて実践的な内容に基づく、配牌時の手牌からの取捨選択に関する考え方。
この手牌からどの役を狙っていくかの意見交換、正直これは、麻雀が強い人はどんな思考の末打牌しているのか...?それを知る機会というのが今までなかったこともあり、いろんな考え方があるんだなと、自分にとって非常にプラスになった授業でした。
最後はいよいよ実戦。
ハンデ戦で岩田部長は、手牌オープン状態での試合。
岩田部長は猛者ということもあり、目線の流れ、手の動きなど五感をフル活用して打つタイプなのは知っていたので(一度麻雀格闘倶楽部で店内対戦した際も、鳴きボタンのON/OFFを手牌が読まれるという理由から頻繁に切り替えていた)、目線の動きに気をつけたり、空切りを多用し、細やかなミスディレクションで対応しましたが、なんで?と言わんばかりにほぼ手牌を読まれてるという状況でした...
結局形テンを取るのがやっとという状態で2局とも誰も和了れず終了しました。
手牌が見えてるのに和了れないというのは異様な光景、それはすなわち岩田部長の強さを物語っていると思います。
麻雀界の新しい動きとしては、10月より麻雀プロリーグ戦 Mリーグも開幕され、なんとなく不健康な印象のものとして見られてきた麻雀を、いずれはオリンピック競技のインドアスポーツ枠に昇華させるという動きが出てきています。
漫画「咲-saki-」のような世界(国内の麻雀競技人口が1億人を突破)も近い将来現実のものとなるかもしれません。
そういった意味でも麻雀を知ってる人にとってはより深く、知らない人にとっては麻雀の楽しさを知ってもらう、業界の活性化につながるような内容だったと思います。
第二回は是非とも「即答できる点数計算方法」なる授業をお願いしたいです。
八巻