この日の講座はイタリア語講座でした。
講座には藤川めぐさん、藤川ゆみさん、ザンサヤさん、古井さん、永沼さん、ライアンさん、内村と西田さんが参加しました。
前日から西田さんと仕込んでいたバビさんによるCENA(夜ごはん)が振る舞われ、皆で食事とお酒を楽しみながらイタリア語の簡単な挨拶と話しことばを学ぶセクションとイタリアのオタク関連のことを学ぶセクションの2部構成で行われました。
PASTO(食事)はチーズが乗ったクラッカーや何でも合うアボカドのペーストの前菜と、トマトソースのパスタが振る舞われました。
ひと通り挨拶を発音しながら覚えたところでテスト。
「BUO」から始まることばばかりで、日本人が頭を捻っているなか、ザンサヤさんだけがスラスラと答えていました。
なんでもイタリア語にある男性名詞、女性名詞の区別がロシア語にもあって、日本人が取り残されるなか、自然にイタリア語を操っていました。
よく似ていることばにスペイン語があるのですが、バビさんによると密かに田路さんはイタリア語とスペイン語に違いがわかるそうです。
オタク関連のセクションでは、イタリア人の頑張りがアツく語られました。
イタリアでの日本のマンガ・アニメブームは20年ほど前から続いているのですが、当初はアニメは子ども用のものという認識が国内強く厳しい検閲の対象となっていましたが、心のアツいイタリアのオタクたちがオリジナルを体験したいという一心で戦い続けタイトルやキャラクター名もオリジナルのまま採用されうようになってきたという歴史が語られました。
具体的にはママレードボーイやセーラームーンの設定が変更されたりしたのですが、このあたりの事情は知っている日本人スタッフもいて、流石まんだらけだなと感じました。
80年代に有名だった「UFOロボ グレンダイザー」は「GOLDRAKE」で探す人が多く、戦いの遺産が今でも残されています。
日本ではあまり有名ではない「アタッカーYOU!」という作品がイタリアのバレーボールブームをけん引したなど、日本人として嬉しい話もありました。
最後は西田さんが頑張ってお手伝いをされたDOLCE(デザート)のティラミスが振る舞われ、イタリア語講座はCIAO!!(万能な挨拶)で締めくくられました。
Web 内村