「この報告書は、まんだらけのオタク社員たちに富士登山を挑ませた熱血取締役の記録である
普段ろくに運動もせず好きなことだけやっているオタク社員たちが登山部活動の中から健全な精神を培い、
わずか数ヶ月で富士登山をなし遂げた奇跡を通じてその原動力となった、信頼と愛を余すところなく記録化したものになる予定である」

2017年3月17日 第二十八回活動報告【両神山(八丁峠コース)】

今回の山は、1,723mと最近挑戦した山の中では低めですが、鎖場の数、傾斜、崖等予想以上に過酷な山でした。

7時30分のちちぶ5号に乗車し西武秩父駅へ。
秩父駅からはタクシーで上落合橋まで向います。

参加メンバーは辻中副社長、竹下さん、小山さん、藤川姉妹の5名です。


※写真をクリックすると大きくなるよ!


天気はくもり。
両神山は初心者向けの日向大谷コースと鎖場の連続で難しい八丁峠コースとありますが、もちろん私達は、八丁峠コースから登っていきます。


登口には、熊出没の張り紙と大きな看板があり、注意文には難コース、初心者向きではありません等の記載が・・・身が引き締まります。

【コース】

上落合橋(1,140m)
↓  
八丁峠
↓  
分岐
↓  
東岳(1,660m)
↓  
剣ヶ峰(1,723m)
↓  
会所
↓  
日向大谷口
↓  
【温泉】秩父湯元 武甲温泉  /【晩御飯】ちんばた 豚みそ丼
軽いストレッチを終え、早速登っていきます。
20分ほど進むと、道脇に同じ花が沢山咲いており、何だかとても癒し空間!
後で調べるとハシリドコロという有毒植物でした。


しばらく樹林帯を進むとついに鎖場が登場!
すっすごい斜面!
垂直で長い崖を全身を使って登っていきます。
基本の3点確保でで登っていきますが、足の置き場を探すのに一苦労。
登るのにも時間がかかります。
登山部部長の竹下さんは、いつにもまして、慎重に登っている様子。

なんでも、高所恐怖症なのだそうです・・・。

この後、鎖場が続きますが、数、難所共に多く、何箇所あるか、数える余裕はありませんでした。
とにかく必死に、岩&木の根を鎖を使って攀じ登っていきます。











だんだんと雲行きが怪しくなってき、ぽつぽつと雨が・・・



鎖場の岩が雨で滑りやすくなって登りにくい!
しかも、こんな時に限って、今日一番の難所が!!
どう進んで良いか分からず、まずは副社長から進んでいきます。
写真では全然危険そうじゃないですが、左右は崖で、落ちたらひとたまりもありません!
足の置き場がほぼ無く進むのに右往左往。
左側に垂れ下がっている鎖を伝って進んでいきます。
副社長と竹下部長の指示を仰ぎながら滑落しないよう、慎重に。
全員無事に難所を通過し、ひと安心。
写真じゃ、全然伝わらないのが残念ですが、本当に危険な場所でした。




しかし、まだまだ鎖場は続きます。



霧雨の中、東岳に到着。10分ほどのランチタイムを終え、両神山を目指します。
山頂まであと少しです。

数箇所の鎖場を進み、ようやく頂上へ。
雨も止み、記念写真をパシャリ。
5分ほど頂上の景色を楽しみ、下山します。



下山途中に両神神社へ。
山犬(狼)がお出迎えしてくれました。





神社を過ぎても長い下りが続きます。



慎重に下ったせいか、下山予定時間をかなり大幅に過ぎ、後半の約1時間は完全にトレランでした。

無事下山し、下山後は楽しみにしていた、ちんばたの豚みそ丼を頂きます〜♪
甘辛のみそだれが疲れた体を癒してくれました。



食後は以前デブ登山部で訪れた武甲温泉へ。
翌日は下山時のランニングが効いて全身筋肉痛!起き上がるのも一苦労で、筋肉痛が良くなるのに5日ほどかかってしまいました。

[レポート:藤川恵美〕

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