まんだらけ中野店 4F 大予言友清歓真大人の著作入荷

友清歓真著『神道古義』昭和16年神道天行居天之巻・地之巻二冊セット \4200

やっと入荷しました、古神道・神仙道研究には絶対欠かせない友清歓真大人の著作。
古神道団体「神道天行居」の創設者であり、宮地神仙道・本田霊学・太古神法といふ神道神秘主義の三大秘伝を承統した友清歓真による昭和初期の著述、その昭和16年度版です。

有名な「ますみのむすび」から、四国手箱山霊異譚を記録した「ハコヤ神山」、軽妙かつ洒脱なエッセイの「無方斎閑話」、箴言集「一心伝」などなど内容は非常に濃厚です。
体系だった書ではないので、貴重な記述がとびとびに分散してはゐますが、逆に云へば何処からでも読める気楽さがあります。
読み手の境地の変化により何べん読んでもその都度新たな発見があることでありませう。

友清歓真と云へば、一般には三島由紀夫『英霊の声』に影響を与へたとか、「霊的国防」だとかそんなハナシばっかりで有名でありますが、実際それは一面に過ぎませんのです。
元来の友清歓真は、個人の心の在り方をとことん追求し、古今東西の宗教・哲学・文学・芸術を自在に引用して禅にも通じる非常に高邁な境地を理想とした偉大なる宗教家でありました。

戦中戦後の非常体制を契機として優秀な弟子が離反したこともあり、毀誉褒貶の激しい人物ではありますが、本当のところどうだったのかについては、読み手それぞれが虚心に著作に接してみて直観的に感得する他ないでせう。
古神道・神仙道を志す者であれば必ず一度は通る友清歓真の著作。
天・地二巻セット、経年イタミにつき特価。
まんだらけ「大予言」にて是非、勝縁を。

オンラインでもお求めになれますのでご利用ください。

(担当山口ケン)