まんだらけまんだらけ小倉 B1F 少年コミック今年（2008年）のジャンプを振り返ってみようその1 サムライうさぎ

全国ン百万（？）のジャンプファンの皆様、いかがお過ごしでしょうか。

この時期色んなところで使われているフレーズなので申し訳ありませんが、今年も残りあとわずかです。
普通のサイトなら今年の一般ニュースを振り返るのでしょうが、ここはまんだらけなので、今年のジャンプ漫画について振り返ってみたいと思います。

宝島社「このマンガがすごい！2009」を御覧なった方も多いかと思います。未読の方もいらっしゃると思いますのでランキングの詳細は書きませんが、今回週刊少年誌からはほとんどランクインされていません。ジャンプに至っては…な状況です。
今年始まった14作品のうち、すでに6作品が終了という状況（さらにそのうち4作品はまだ単行本が出ていない）では、2008年イコールジャンプヤバイ年、と思われても仕方ないかもしれません。
とりあえず本項では今年終わってしまったジャンプ漫画を中心に紹介していきたいと思います。

最初は「サムライうさぎ」です。
お前はどれだけサムライうさぎがすきなんだといわれるくらい担当はこの漫画が強烈に好きでしたが、2008年33号で最終回となりました。全67話、単行本にして8冊でているので、全くダメだったわけではないのですが、夫婦物語として始まったはずが、途中からなぜかのバトル路線転向（しかも明らかに作者が描きなれていない）に、ほんのわずかでも漫画に詳しい読者の大半が「あ、終わるかも」と思ってしまい、その通り終わってしまったというある意味稀有な作品になりました。
週刊少年誌ではいかにマーケティングが大事かといいう証左のような気がします。
「サムライうさぎ」が路線変更をせずに続いていたかどうかはさておき、この漫画の読者にバトルを期待していた人がどのくらいの割合でいたのでしょうか？

最終巻が非常に感動的なだけに、途中の迷走（と言い切っていいでしょう）が本当に勿体無い作品です。熾烈な週刊少年誌競争のなか、ヒットを出すためにはなりふりかまわないところもあるでしょうが、その結果が今年のランキングでは…。

とりあえず小倉店は全巻ありますので、お買い求めの際は、是非まんだらけ小倉店お越し下さい。

※掲載商品は店頭でも販売致しております。売り切れる場合もございますので予めご了承ください。

(担当有冨)